Hole 151　熱狂ゴルファーの２０２１年初ラウンド！

熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

ＰＲＧＲで販促を担当しております、Ｎです。

ゴルフメーカーＰＲＧＲが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく、真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新サイエンスフィット日記。

日ごと春らしい陽気になってきて、いよいよゴルフシーズンに突入しました。なんだか例年以上にゴルフ場も盛り上がっているような気がしますが、今回はちょっとだけ時を戻して、サイエンスフィット日記メンバーＫ君の２０２１年初ラウンドの模様をレポートしたいと思います。

ちょっと前にＫ君には、”ＰＲＧＲ歴代クラブＮｏ１決定戦”のミスター・テストマンとして活躍してもらいましたが、様々なクラブを打っているうちにすっかりゴルフの虫が騒ぎ出したみたいで、試打企画の直後に遅まきながら今年一発目のラウンドの予定を入れたのでした。（歴代クラブＮｏ１決定戦の模様はこちら↓）

Hole 148　ＰＲＧＲクラブ歴代クラブＮｏ１決定戦【ドライバー編】

■２月某日　ＡＭ６：３０　埼玉県某所

朝日とともに、いつも通りＫ君宅にお迎えに上がりました。

『おはよう！さあ、行くか。』

『行きましょう、今年最初のラウンドへ！』

２０２１年初ラウンドに向け動き出したＫ君。

今年こそ、今年こそ念願の７０台を達成してくれるはずです。さあ、今年初ラウンドのＫ君が向かった場所は、、、

ラウンド前の早朝練習

■ＡＭ７：３０　埼玉県さいたま市

Ｋ君が向かった先は何と練習場！

本日ラウンドするゴルフ場には大きなドライビングレンジが無いため、ゴルフ場近隣のゴルフ練習場で練習することにしたＫ君。競技志向ゴルファーが試合の日によくやるスタイルです。

ウォーミングアップとともに、姿見でアドレス、スイングをチェックするＫ君。

軽快にアイアンを打ち、

ドライバーも快音を響かせています。

最後はアプローチで仕上げ、

しっかり２カゴ（１００球）分練習しました。実は年明けから定期的にＰＲＧＲ　ＧＩＮＺＡ　ＥＸに通って宮川コーチにマンツーマンでレッスンを受けているＫ君。その詳細は不明ですが、新しいスイングに取り組んでいるようです。その成果を本日遂に披露するのです。

新たな強敵の登場！

■ＡＭ８：３０　埼玉県さいたま市

ようやくゴルフ場に到着しました。本日ラウンドするのはＫ君のたっての希望で大宮国際カントリークラブ。荒川の広大な河川敷に９ホールを５コース、計４５ホールを有するゴルフ場です。

ちなみにＫ君がこのゴルフ場を選んだ理由は、

『辻プロが始めて７０台を出したこのゴルフ場で、今日僕も７０台を出したいと思います！』

そうです。Ｋ君がリスペクトするＴＥＡＭ　ＰＲＧＲ辻梨恵プロは中学時代、このゴルフ場で行われた試合ではじめて７０台を出したのです。

Hole100　プロに挑戦！辻梨恵プロと真剣勝負⑤【１００回記念　辻プロのランチトーク】

朝の練習といい、どうやら今回のＫ君はかなりの本気モードです。ちなみに真剣に７０台を目指すためには同伴プレーヤーの力量もとても重要です。そんなＫ君が今回声をかけたのは、、、

『おはようございま～す。』

２人の若い男がＫ君に寄ってきました。

『おう、おはよう！今日はよろしくな。みんなで７０台でラウンドしようぜ！』

ちょっと上目から声をかけるＫ君。

ちなみに左の男は、Ｋ君のＰＲＧＲの後輩ＵＲ君です。昨年Ｋ君が日経カップの選手になった際、修行ラウンドにつきあってもらい当ブログにも登場してもらいました。

※かませ犬として登場してもらったはずが、あっさり７０台を出されてＫ君の自信を喪失させた男。（詳しくはこちら↓）

Hole 86 　ゴルフ行こうぜ！４５ホールの死闘

『よろしくお願いします。』

ゴルフが大好きで２月のこの時点ですでに今年のラウンド数は８ラウンドというＵＲ君。ゴルフ仲間も多く、毎週ゴルフの予定がびっちり入っているツワモノです。

そしてもうひとり、

『Ｋさんとラウンドするの初めてなんで楽しみです。よろしくお願いします。』

少年のあどけなさを残すこの男もＫ君の後輩。彼もゴルフが大好きでこの時点ですでに５ラウンドしている、Ｋ君にとっては未知なる存在です。

ちなみに今日は皆で７０台を目指し、モチベーションと緊張感をアップしていくという戦略です。（もちろんＫ君以外の３人は７０台でラウンドしたことがあります）

さあ、さっそくコースに向かいましょう。バスに乗って土手を越え、

スタートホールにやってきました。

『う～ん、みんなで７０台目指すのはいいけど、やっぱり真剣さを加えるために勝負もしたほうが良いよな。俺とＫの中年コンビと、ＵＲとＤの若手コンビでベストボール方式のダブルス勝負しようぜ！』

ということで今日は、未来ある若手ゴルファーに中年チームが胸を貸してあげましょう。

ちどり1番ホール　530yards　Par5

スタートホールはいきなりロングホールです。河川敷なので地形は超フラットですが、池や木が有りなかなか戦略性が高そうです。

さあ、オナーは最年少のＤ君から。

恐る恐るティーアップして、

パキーン

クセの無い流れるようなスイングから放たれたボールは、、、

『ああ～！』

ややつかまって、左の林方向に。

（わかるなあ。若いなあ。という表情でやさしく見つめるＫ君）

（スタートホールから爆笑を抑えられないＵＲ君。決してミスを喜んでいるわけでなく、笑い上戸なのです。）

そんなＵＲ君のティーショットは、

パッキィーン！！

インサイドからカチ上げながらも、フェースターンを極力抑えたスイングで、フェアウェイ左サイドをキープ。さすがラウンド数によってスイングを作り上げてきただけはあります。

さあ、対するＫ君は、

バッキーーー！！

『おー！ナイスです。』

もの凄いぶ厚い当たりで、若手２人のボールを軽くキャリーで越えていきました。やはり経験の違いが球質となって表れています。

左の林からのＤ君の２打目は、

持ち球のドローでリカバリーを狙うも、これはダフってしまって出すだけとなりました。

『（笑）』

仲間のミスにも容赦無いＵＲ君。

一方、Ｋ君のナイスショットも左にキックして林の中に入っていました。

これを得意のミドルアイアンでフェアウェイにナイスアウト。

あれだけドヤ顔してたのに、あと少しで池に入ってたという状況を考えてたら笑いが止まらないＵＲ君。お葬式とか行けないタイプの人間です。

そしてＵＲ君の３打目。

おっとこれは当たり損ねてグリーンに届かず。

『（笑）』

自分のミスでも笑っちゃうタイプの人間です。

さあＫ君の４打目は残り４０ヤードのアプローチショット。

これは難しい冬芝ながらまずまず寄せることができました。アプローチが苦手なＫ君ですが、若干の成長を感じさせます。

一方ＵＲ君のアプローチは、

これはオーバー。良い感じに仕上がったグリーンはなかなか止まってくれません。

結局このホールはアダルトチームが１打リード。今まで数々の厳しい戦いを経験してきたＫ君、勝負強さは一枚上手のようです。

ちどり2番ホール　385yards　Par4

抜けた青空が気持ち良い左ドッグレッグホール。正面には富士山も見えます。

綺麗なドローボールでフェアウェイをキープするＤ君。

思いっきり引っかけるも、結果ショートカットに成功したＵＲ君。なんと残りは８０ヤードほどです。

富士山に向けて快心の当たりが飛び出し、コースを突き抜けるＫ君。今日は振れています！

セカンドショットでグリーンを外したＫ君のアプローチは、

これも上手く寄せました！

それに対してＵＲ君のバーディパットは、

届かず！！

『・・・。』

笑ってばっかりもいられなくなってきました。

そして、

Ｋ君は寄せワンのパー。

『河川敷のグリーンはラインよりもタッチだね。パターの芯でボールの芯をしっかり打ちぬくイメージが大事だよ。』

『は、はい。』

圧倒的なゴルフ力。格の違いを若者に見せ付けます。

ちどり3番ホール　400yards　Par4

川に近くて木が少ないホールでは、荒川からの強烈な横風を受けることになります。

Ｋ君のショットは、ナイスショットながら風に流されて右へ。

フェースを返さない打法のＵＲ君のボールも右に持っていかれました。

そしてヘッドスピード４０ｍ/秒のＤ君のドライバーショット。

これはしっかりとフェアウェイをとらえました。安定したドローボールは強烈な横風にも負けず、狙ったところにボールを運べています。

そしてＤ君のアプローチは、

ちょっと距離感が合わず。

『アプローチも風を計算に入れないとね。逆風だと前にいかないよ。』

『は、はあ。』

未来ある若者に自分が先達から受け継いだ技術と経験を惜しげもなく伝えるＫ君。

真剣勝負の場ながら、そこは若者への継承の場所なのです。

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