PartⅢ.20『K君のリベンジ!』

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皆さま、こんにちは。

プロギアで販売促進を担当しているNです。

 

PRGRの新しい直営レッスンスタジオ『PRGR GINZA EX』に通って本気で上達を目指すゴルファーを紹介する(ほぼ)リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記。

第3部では”競技に挑戦”をテーマに新たなメンバーを迎え、サイエンスフィットで腕を磨き、さまざまな競技にチャレンジしていく模様をレポートしております。特に企業対抗ゴルフの最高峰『日経カップ』に挑戦するプロギアチームの奮闘を中心にお届けしておりましたが、プロギアチームは残念ながら予選敗退してしまいました。

 

日経カップというネタを失い、完全に停止してしまった当ブログですが、前回サイエンスフィット日記チームのU君がPRGR RSカップ・シングルス戦への挑戦を表明しました。

 

そして今回登場するのは。

 

敗北者のリベンジ

 

ご存知サイエンスフィット日記メンバーのK君です。

 

 

去年7月、サイエンスフィット日記に初登場したころは100が切れなかったK君。

※2017年7月

3ヶ月間、毎日レッスンと練習を繰り返すことで実力もスコアも急上昇し、

※2017年8月

9月のRSカップシングルス戦に出場。大利根カントリークラブのフルバックでプロと戦い、見事93でラウンドしました。

※2017年9月

 

そして『プロギアの代表選手になって日経カップで戦いたい。』というのがK君の目標でしたが、代表選手選考会ではカットラインに1打足りず無念の敗退。悔しい思いをしたのでした。

※2018年5月

 

代表選手にはなれなかったものの、日経カップ・プロギアチームの応援に全力を注いできたK君。

 

 

まったく存在感の無いキャラに成り下がりましたが、実はサイエンスフィットに通い、地道な練習を続けていたK君。

自らのスイング課題をサイエンスフィットで明確にし、弱点克服に向け秘密裏に取り組んでいたのです。

 

 

K君 『Nさん、今度の土曜日ゴルフに行きませんか?』

N 『いいよ。おまえとラウンドするのも久しぶりだね。最近はラウンドしてるの?』

K君 『いえ、日経カップ選手選考会以来ラウンドしていないので約3ヶ月ぶりのゴルフです。』

N 『えっ!?ずいぶんやってないなぁ、大丈夫か?』

K君 『今の自分のスイングでどこまでやれるのか、試してみたいと思いまして。』

 

私生活では今年の春に待望の第一子が生まれ、仕事では新商品の発売で大忙しだったK君。去年の今頃は週イチペースで行きまくっていたゴルフですが、今年はなかなか行けてないようです。地道な練習の成果をぜひ見てみたいと思います。

 

 

 

89日ぶりのラウンド

■茨城県・桜川市

久しぶりのラウンドの場は茨城県の岩瀬桜川カントリークラブ。フェアウェイは広いがアップダウンがあり、グリーンアンジュレーションが豊かな戦略性の高い丘陵コースです。K君も過去ラウンドした経験があります。

 

 

さぁ、3ヵ月ぶりのティーショット。気合の入った顔をしています。

ナイスショット!

だけどずいぶん右を向いてますね。フェアウェイに対して右40度を向いたボールはきれいなドローボールで右ラフへ。まっすぐ行ってたら完全にOBでした。

久しぶりのラウンドはスコアメイクに苦労していますが、ショットはあまり暴れていません。噛み合えば良いスコアが出そうなゴルフをしています。

 

そしてラウンド中しきりにこのポーズを繰り返すK君。

 

 

N 『さっきから何やってんの?鹿のう○こでも踏んだんか?』

K君 『いえ、僕はどうしてもインパクトで腰が浮いてしまいインサイドアウトの軌道が強くなってフックが出てしまうので、ダウンスイングで左のお尻を後ろに突き出し、上体を起き上がらせず左に振りぬけるようにイメージしてるんです。』

 

なるほど、去年からずーっと指摘されてなかなか克服できていなかった悪いクセをいまは真剣に矯正すべく取り組んでいるようです。去年のK君は教えてもらったことが身につかないうちにすぐラウンドで試してスイングがぐちゃぐちゃになる。ということを無限ループしていましたが、1年たって大人になったK君は一味違います。

 

そんなK君のスイング。

まだ完成にはいたってませんが、クセ強めのフックボールが安定度の高いドローボールに変化しています。これはベストスコア更新にも期待がかかりますが、ゴルフはドライバー、アイアンショットだけではありません。

 

ボールがすっぽりラフに埋まった状況のアプローチ。ゴルフ歴が浅く、まだゴルフ力の低いK君にこれをうまく寄せる引き出しはありません。

 

 

ロングホールの2打目をグリーン手前のラフまで持ってきたK君ですが、ラフからのアプローチはシャンク。寄せはチャックリでパターは3パット。結局ダブルボギーとしてしまいました。

憤懣やるかたない表情のK君。思い通りにいかず怒りを何処にぶつければいいかわからず。ごっくんと飲み込みます。

ちなみに前半9ホールのスコアは『50』でした。K君のここ数回のラウンドスコアは104、93、111で平均は103なのでいつもと同じペースです。練習の成果はなかなかすぐスコアには表れないというのがゴルフの難しいところ。

 

今日の課題と巻き返し

シャツを勝負モードのポロシャツに着替え、気を取り直して後半9ホールに臨みます。今日は良いスコアを出すよりも取り組んでいるスイングがいかにコースで実現できるかをテーマにラウンドしているようです。スイングの再現性を高めることがスコアアップにもつながってくるはずです。

前半に比べ、球筋も安定してきてほっとするK君。

あとはパッティングが決まってくれれば、というところでしたが今日は入らない日でした。

 

久しぶりのゴルフを堪能して、ホールアウト。

スコアはどうだったのでしょうか。

 

1年越しの挑戦

N 『お疲れ。後半は良かったんじゃない?』

K君 『はい、最後ダボ叩いちゃいましたが、42でした。前半は久しぶりすぎて思うようにならなかったけど、後半は取り組んでいるスイングもある程度できたと思います。』

あがってみると、50・42の92ストローク。スコアは平凡ですが、K君にとっては何らかの手ごたえを感じたラウンドだったようです。

 

スコア詳細はこちら。

前半(10番ホールスタート)からフックボールが止まらず苦労したK君。新しいスイングに取り組むとどうしても副作用でミスショットも多くなってしまいますが、途中であきらめず練習したことをやり続けることが大事です。後半はドライバーショットが安定したことがスコアアップにつながったようです。

 

N 『久しぶりなのに、なかなかいいゴルフだったじゃん。次のゴルフの予定はあるの?』

K君 『はい、一ヵ月後のRSカップに照準を絞って引き続き練習を続けます。』

N 『え?出るの?今年も!?』

K君 『出ます。出たいです。』

 

なんと。日経カップの代表落ちを経験して競技ゴルフから距離を置いていると思っていましたが、K君のなかで競技ゴルフの炎はくすぶり続け、日経カップで奮闘する選手の姿を目の当たりにして、再び競技ゴルフの炎が燃え上がり、RSカップへの挑戦を心に決めたようです。

 

N 『だ、大丈夫か?無理だろう。去年のほうがまだ可能性はあったけど今年はなかなかゴルフできてないし。』

K君 『大丈夫です、やらせてください。去年はなんとか完走してほっとしましたが、実はあのあと悔しさが込み上げてきて。。。もっと出来たはずです。去年のリベンジで今年も大利根カントリークラブでRSカップに挑戦します!』

 

サイエンスフィット日記チームのU君に続き、K君もRSカップへの参戦が決定しました。まだまだスイングづくりの途中で、RSカップまでラウンドの予定も無いというK君。果たしてこんな状態で結果を残せるのでしょうか!?K君のこれからの巻き返しに期待するしかありません。

 

次回につづく。

 

 

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