Hole259 柏が揺れる。柏オープン2023開幕!【柏オープン飛翔編⑥】

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熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRの公式ブログ担当、Nと申します。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新・サイエンスフィット日記。

 

千葉県柏市で開催されるローカルトーナメント、『柏オープンゴルフ選手権』に毎年挑戦するサイエンスフィット日記メンバー。

でしたが、今年は仕事と家庭とゴルフの両立が出来ずメンバーの出場辞退が相次ぐなか、たったひとり予選に出場し、見事本戦出場権を獲得したJP君。

かつてツアープロを目指した男が、娘との約束であるローアマを目指して、遂に本戦へ。『柏オープン飛翔編』もいよいよ佳境です。

 

が、

 

N
あれ?本戦の日って、月末の月曜日じゃん。ごめん、外せない会議はあるから、俺さすがにその日は立ち会えないわ。

 

JP君
JP君
ええっ、マジですかっ!?ひとりぼっちということですか?めちゃくちゃ寂しいです。

ということで今回ばかりは私も仕事と趣味(ブログ)の両立はできず。今までは当たり前のように試合に立ち会っていたので、JP君も不安が隠せません。というかゴルフの競技ってそういうもんだから、ひとりで頑張ってください。

 

たったひとりの柏オープン。

■千葉県柏市 

ということで、JP君は不安を抱えたまま試合当日を迎えました。会場は毎年お馴染み、柏の聖地藤ヶ谷カントリークラブです。

クラブハウス入り口にはローカルトーナメントと思えないないような装飾がなされ

否応なしに気分があがります。

中継車も出て、大会の模様はYouTubeでもライブ配信されるので、私は仕事をしつつJP君を応援したいと思います。

 

するとそこに。

サイエンスフィット日記メンバー唯一の出場者、JP君が登場!

 

JP君
JP君
おはようございます!

 

 

K君
K君
おはよう、頑張れよ!よし、こっち向いて。

 

”パシャッ”

 

ということでJP君のピンチを救うべく、月末を待たずに販売予算を達成していたPRGRを代表する営業マンK君に急遽カメラマンをお願いしました。

K君ありがとう!白飛びしちゃってるけどそんなことはどうでも良いので、とにかく現場の空気を余すことなくカメラに収めてください。

※盟友K君の登場で顔が緩んだ瞬間のJP君。をとらえたK君。えらいぞK君!

 

心強い仲間を得たJP君。ウォーミングアップを始めました。

プロゴルファーになる前は地元千葉ロッテで高卒ドラフトにかかることを夢見ていたJP君。

少年時代のヒーロー、小宮山投手をイメージしたシャドーピッチングでウォーミングアップをおこないます。

マリンスタジアムで浜風にのったライトスタンドからのマリーンズサポの声援を受け、

魔球シェイクを定詰捕手のミットめがけて・・・

ぶんっ

\ゴキィッ!/

 

JP君
JP君
ふぐっ。

 

K君
K君
な、なんかすごく嫌な音が聞こえたけど大丈夫?

 

JP君
JP君
・・・はい。ウォーミングアップはこれくらいにして、次いきます。

不敵な笑みを浮かべるJP君。

ウェッジを支えに、よろよろと次に向かったのは、

アプローチ練習場でした。

JP君のアキレス腱。いつしかプロ野球選手からツアープロに変わったJP少年の夢を打ち砕いたのはアプローチイップスでした、

しかし練習を見る限り、かなり症状は緩和している模様。血がにじむ努力により徐々に良くなっているようです。

 

JP君
JP君
よし、では朝のお勤めをしてからドライビングレンジで球を打ちます。

そう言ってクラブハウスに向かうJP君。すべて予定通りに進行しているようです。

すると数人の選手から声を掛けられるJP君。どうやら学生時代の後輩のようです。

クラブハウスでは、本大会のYouTube配信で解説を務める有名ツアープロコーチと懐かしそうに挨拶をしています。

いまやプロになった学生時代ともに戦ったチームメイトやライバル、研修生時代に苦楽を共にした当時の仲間と同じフィールドに戻ってこれたJP君。ひとりだと思っていたけど決してひとりではなかった。傍にはK君がいてくれるし、フィールドにはかつての戦友がいる。

 

しかも地元でおこなわれる大会だけに思い入れはひとしお。そんな心境を表す吹き出しをそっと手にするJP君。

昔の仲間に会ってあらためて地元開催大会での活躍を誓うJP君。柏のスターは俺だ!

 

JP君
JP君
なんだか腹の底から湧き上がるものがあります。

そういってトイレに向かっていったJP君。

 

—9分後—

 

すっきりした表情でクラブハウスを出てきました。

続いてドライビングレンジに向かいます。

ここでも昔の仲間と談笑しています。

まずはショートアイアンを2.3球。

相変わらず力みのない、滑らかなスイングです。

続いてドライバーを3,4球。軽く振って何かを確かめるような感じ。

 

もう一度ショートアイアンを数球。

すると、まだボールは残っているのに早々に練習を切り上げるJP君。

 

K君
K君
え?もうやめるの?

 

JP君
JP君
はい、ウォーミングアップで腰をひねっちゃったみたいで・・・

 

JP君
JP君
うぐっ!!

脂汗を滲ませるJP君。大丈夫でしょうか。

 

とりあえずパッティンググリーンに移動し、スタートを待ちます。

極力腰に負担を掛けず、慎重にボールを転がすJP君。

勝手知ったる藤ヶ谷カントリークラブの高速高麗グリーン。タッチが合っています。

するとここでも旧友から声をかけられます。

ひりつく緊張感のなかで、昔の仲間と真剣勝負ができる。この環境に感謝して恥ずかしいプレーはできないと心に刻むJP君。

いつしか腰の痛みは消え、龍の目にふたたび炎が昇ってきました。

 

JP君の柏オープン、スタート!

さあ、すでに大会はスタートしており、ティーイングエリア周辺にはたくさんのギャラリーが集まっています。

有名プロ、注目選手が続々とスタートする中、JP君もPRGRと飛距離性能でツアーでも定評のあるRSの看板を背負い、スタートコールを待ちます。

ここでも地元ギャラリーの皆さんから声を掛けられます。声援が励みとなり、自然と笑みがこぼれるJP君。

本日同組でプレーする3名はみなプロゴルファー。

たったひとりのアマチュアゴルファーですが、もちろん負けるつもりはありません。

プロ3人が素晴らしいティーショットを打ち、いよいよJP君の出番です。

 

JP君
JP君
では、いってきます!

余裕のある笑みを浮かべてティーイングエリアにあがるJP君。

 

私(N)も会社でYouTubeのライブ配信を固唾をのんで見守りたいと思います。

 

N
おっ!JP君だ。(ドキドキ)

 

 

N
うん、気合入ってるな。

 

 

 

パキィーーン

 

 

 

N
おおっ!フェアウェイだ。ナイスショットー!ん?

 

 

N
全然飛んでない!!

フェアウェイにある大きな木をどう避けるかがこのホールのティーショットのポイントなのですが、その木に30ヤード届かず。同組のプロとの飛距離差はざっと50ヤードあります。

プロツアーで定評のあるRSドライバーの飛距離性能を持ってしてもこの飛距離。これで本当に戦えるのでしょうか?

 

※ちなみにこの模様は柏オープンのYouTubeチャンネルで確認できます。8時間に及ぶ超ロング放送ですが、JP君の組は2時間7分ごろ登場しますのでぜひご確認ください。

 

素晴らしいショットとちょっとした不安を残して、JP君の組はスタートしていきました。

 

K君
K君
がんばれよー!

 

JP君、前半の結果。

そして現地K特派員が9番ホールでひたすら待つこと2時間あまり。

ついにJP君の組が姿を現しました!

 

Hole9 420yards Par4

 

K君
K君
あ、打った!

 

ティーショットを放ち、フェアウェイをゆっくりと歩くJP君。

が、あれ?すぐアドレスに入りました。

昨年より30ヤード、一昨年のE君より100ヤード飛んでいません。

遥か彼方のグリーンを目指し、必死にロングアイアンを振るJP君。

 

これが見事にグリーンをとらえました。

正確無比なショット力ではプロにも負けていません。

さあ、バーディーチャンスです。

 

これは惜しくも入らず。

しかししっかりパーを取って前半を終了!

 

ホールアウトしたJP君がやってきました。

 

 

JP君
JP君
お疲れ様です。

 

K君
K君
お疲れ様!最後はナイスパーだったな。どうだった、前半は?

 

JP君
JP君
はい。去年も言ったような気がしますが、今年も自分を褒めてあげたいです。

 

と語るJP君の前半のスコアがこちら。

2バーディー、4ボギー、1ダボ、大荒れの4オーバーの40!

やはり腰の状態は万全ではないようで、ドライバーが200ヤードしか飛ばないながら、なんとか踏ん張っているようです。

 

JP君
JP君
ローアマを目指して1年間やってきましたが、6ホールで6オーバーになった時は本当に帰ろうと思いました。

前半終了時点でアマチュア43人中25位という苦しい展開ですが、柏オープンに出られなかったサイエンスフィット日記メンバーのためにも、背負ったPRGRの看板を輝かすためにも、残り9ホールで何とか上位を目指したい。

 

そんな思いを抱えながら、後半のスタートです。

いつも以上に慎重に、撫でるようなスイングから放たれたボールは198ヤード先のフェアウェイセンターへ。

乗用カートに揺られながらセカンド地点に向かいます。

頑張れJP君!

いよいよ次回、『柏オープン飛翔編』完結です!

つづく

 

撮影協力:K君

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