Hole234 決戦。日経カップ2022年代表選手選考会③(おじさんの躍動!)

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熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRの公式ブログ担当Nと申します。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、・サイエンスフィット日記。

 

実業団ゴルフの日本一を競う企業対抗ゴルフ日経カップに挑戦するため今年も代表選手を決める選考会を実施。いずれも腕に自信のあるプロギアのスタッフが代表を目指し集結しました。

1組目、2組目は若手選手の部。この中にはプロギアチームのエースであるE君や、

代表復活を目指すK君、連続出場を狙うF君などがエントリー。

30歳代の代表枠2名という狭き門をかけ、緊張感に包まれたシリアスな表情の若者たちによる熾烈な戦いが繰り広げられそうです。

 

一方、

3組目、40歳以上の部は4人中4人通過という緩すぎるガバガバな門のため、

いつも選考会では緊張で震えていたS先輩もこの表情。年代によって明暗がはっきり分かれた今回の選考会ですが、そろそろ社内コンペムードの3組目のスタートです。

 

競技ゴルフ、前半の戦い方。

南コースHole1 547yards Par5

ではまずは誤球しないようにボールの確認。

競技ゴルフではあまり見ないカラフルなボールたち。否が応でも楽しいコンペゴルフのムードが漂ってきます。

直前まで腰痛により出場、いやゴルフ生命の危機に見舞われていたS先輩も、

戦わずして代表選手の座を獲得したのでこの表情。

もう、楽しくて仕方ありません。

では3組目スタートしましょう。

まずは日経カッププロギアチームの監督S常務。

バキッ!!

おお!フェアウェイを捕らえました。

監督なので選手登録はされますが、選考会で良いスコアを出して本戦出場を目指すS常務。ひとり気合が入っています。

 

続いてはプロギアチームの大黒柱でありキャプテンのY選手。

Y選手には代表選手入りよりも本戦での予選突破という大事なミッションがあります。その責任を背負いながら、

バシーーーン!

いつも通り力みのない滑らかなスイング。さすがトップアマです。

そして。

腰に負担をかけないように慎重にティーアップして、

2年連続8回目の代表入りを決めたS先輩。

パコーン。

ノンプレッシャーから放たれたショットはフェアウェイを捕らえました。

さあ、おじさん達による楽しいラウンドのはじまりです。

セカンド地点。Y選手はラフから窮地を救うQでナイスアウト。

S先輩はRS JUSTスプーンでできるだけ前へ。

そしてスタートホールのドラコンはなんとS常務。ただしセカンドは無理せずアイアンで前に運びます。

3オンを果たしたS先輩。

バーディーチャンスは、

安全に刻んでパーをゲット。

スタートホールとしては上々な滑り出しです。

 

南コースHole2 402yards Par4

続くホールは距離がある右ドッグレッグ。

コーナーすれすれを狙うY選手。

フェースが45度開いた状態でインパクトし、ボールが45度右に飛んでいくS先輩。

左に引っ掛けてさらに残り距離を伸ばしてしまうS常務。

隣のホールから必死に復帰を試みるS先輩。

(笑)

すれ違う後輩たちが、最終日のタイガーみたいな出で立ちのおじさんが林で苦しむ姿を見つけて笑いながら通り過ぎていきましたが、こっちは必死なのでそんなやつら相手にしてられません。

 

さて、グリーン周りからのS常務のアプローチ。独特な転がしアプローチはグリーンに止まってくれません。

同じくS先輩はまずまずの位置に寄せました。

やはり寄せに関してはS先輩のほうが上手です。

 

南コースHole4 167yards Par3

本日最初のショートホール。S常務もふんどしを締め直して気合いを入れます。

 

ここで

S先輩が本日発のパーをゲット!

ショットは暴れてますが、スコアが穏やかなのはさすがベテランの妙です。

 

南コースHole5 403yards Par4

今日のS先輩はいつにも増して安全運転。

不安を残す腰を十分に労わりながら、

 

ドライバーショットはひたすら右ですが、

何とか耐えています。

S常務もドライバーは冴えているものの、

アイアンが思った方向に飛んでくれません。

独特の転がしアプローチで何とかふたりの競技ゴルファーに喰らいついていきます。

 

南コースHole6 347yards Par4

このホールも、

S先輩のドライバーショットは豪快に振り遅れボールは林の中へ。

無理をしたらグリーンを狙えるかもしれませんが、

確実にコースに戻すことを第一優先とします。

 

(笑笑笑ー)

笑いたい奴は笑えばいい。でも数々の競技を経験してきたS先輩はわかっているのです。勝負は後半、しかも上がり3ホールで大きく動くということを。前半は守りに徹することが大人のゴルファーの戦い方なのです。

 

南コースHole7 170yards Par3

続いては谷越えのやや距離のあるショートホール。

競技ゴルファーはさておき、100切りゴルファーにとってはかなりシビれるホールです。

と、ここで100切りゴルファーS常務にYキャプテンからアドバイス。

 

Y選手
Y選手
S常務、さっきからずいぶん右向いて構えてますよ。

 

S常務
S常務
なに!?ホント?

 

アドレスに合わせてクラブを置いて、

後ろから確認してみると。

S常務
S常務
う~ん。確かに。これだとグリーンの右のバンカーを狙ってるな。

コースだとアドレスの向きや狙う方向がわからなくなっちゃうのは100切りゴルファーによくあること。正しい方向にアドレスするよう修正してもらいます。

S先輩にとってはとても退屈な時間かもしれませんが100切りゴルファーにとってはとても大事なこと。ちょっと待っててね。

よし、では打ってみましょう。

※当選考会はJGA競技ルールに基づいて実施してますが100切りゴルファーS常務に関しましては皆んな大目に見て優しく対応しています。

バシッ!

 

N
おお!ナイスショット!
スジってる!!

 

これが見事にグリーンオン。

PRGR03アイアンの7番を使って、難しいホールで見事バーディーチャンスを作りました。さあ上りの10メートルのバーディーパットは、

1.5メートルショート。これを2パットで決めてS常務は本日初のボギーをゲットしました。

 

南コースHole8 416yards Par4

続くホールもなかなか距離のあるミドル。

 

 

渾身の力でコースに立ち向かうも、

スクラッチプレイヤーのY選手でさえもダブルボギーを打ってしまうほど歯ごたえあるホール。思わず悔しさの舞を披露します。

 

南コースHole9 498yards Par5

そうして迎えた前半最終ホールのロング。

ここで、遂にS先輩は本日初オナーを務めます。

 

あーっと、これも右の山に飛んでいきました。今日はまったくフェースが閉じてくれない日です。

 

なんとか林から脱出し、苦労しながらの5打目。

これはグリーンを捕らえ、

3メートルのボギーパットを見事に決めました!

このしぶとさこそがS先輩の真骨頂です。最後はY選手がパーパットを、

慎重に沈めて前半が終了。お疲れ様でした、待ちに待ったお昼休憩です。

 

若者の苦悩。

クラブハウスに戻ってくると1組目のメンバーを発見。

痺れる戦いの最中なのでランチタイムといえど緊張感が漂ってますが、中には前半やらかしてしまいランチを楽しんでいる男もいます。

お、エースE君です。前半のスコアを聞いてみましょう。

E君
E君
前半は40でした。う~ん、もうひとつですね。

と、冴えない表情のE君。最近はハイレベルな競技でも結果を出していましたが、そんな彼でも同世代同士の戦いはうまくいかないようです。

 

一方、こちらは2組目のテーブル。

こちらもいつものような楽しいゴルフの雰囲気ではありません。そしてここでも前半やらかした男たちがいました。

M君
M君
前半は47でした。コースが長くて苦労してます。難しい!

白旗をあげてるM君ですが、日経カップの試合会場の筑波カントリークラブは全長7000ヤードオーバー。今日よりさらに400ヤードくらい長いのでこの距離で音をあげているようではとても日経カップを戦えません。

 

F君
F君
僕も47です。ボールに全然当たりません。

深刻なスランプが続くF君ですが、ハイレベルなサラリーマンゴルファーが集う日経カップで戦うレベルには達していないようです。

 

そして。

プロを目指していたため日経カップの出場資格はありませんが、圧倒的な実力差を見せつけるために選考会に参加しているJP君は、

 

JP君
JP君
・・・。

ノーコメントの姿勢を貫いています。

なかなか苦戦している若手チームですが、この男は。

K君
K君
43です。何とか耐えてます。

お!今まで聞いた中ではK君が30歳代組で2番目のスコアです。代表に向けて前半は一歩リードという感じ。

すると、

 

絶好調、おじさんの舞。

 

ふん♪

 

ふん♪

 

ふーん♪

 

どこからとも無く聞こえてくる陽気なメロディライン

 

ふん♪

ふん♪

ふふーん♪

鼻唄とともに現れたのは、

超ご機嫌のS先輩!

 

S先輩
S先輩
ふふふん、ふーん♪

TikTokerのように踊りながらレストランに舞い降りてきました!

 

そんなS先輩をTikTokerに変身させた原因がコレ!

前半の順位表を見ると、S先輩は12人中5番目。40歳以上のおじさん部門では堂々2番目のスコアです。

 

S先輩
S先輩
うふふふ。

特にS先輩の気分を上げたのは、普段自分のことを”腰痛おじさん”と小馬鹿にしてくる若者たちをスコアで圧倒したこと。テンション低めな若者たちのなかで、S先輩の陽気さと赤いウェアがやけに目立ちます。

ということで前半はおじさん選手が躍動しましたがその差はわずか。若手メンバーの後半の巻き返しに期待しながら次回に続きます。お楽しみに!

つづく

 

コメント

  1. テツ より:

    同じ40代として、応援してます。s先輩がんばってください。

    1. prgr より:

      テツさん
      コメントありがとうございます!同じ40代、ありがとうございます!S先輩も50代選手として頑張ります(^_^)

  2. JAL より:

    S常務に皆さん優しくてホッとします。。。それとK君がんばれー!

    1. prgr より:

      JALさん
      コメントありがとうございます!レベルは劣りながらも頑張ってついていこうとするS常務にみんな寛大な対応をしていますが、それだけレベルが劣っているということですね笑。K君は地味に頑張って着実に上手くなってました(^_^)

  3. Nさんファン より:

    右にぶっ放しつつスコアをまとめるS先輩、さすがです!ドライバーと3Wだけが新兵器なんですか?

    1. prgr より:

      Nさんファンさん
      コメントありがとうございます!しぶとさで生き残るS先輩の後半の戦いにもどうぞご期待下さい。とりあえずクラブはドライバー、スプーンのみ新兵器です(^_^)

  4. みんくる より:

    BS放送 観てしまいました(笑)
    今年もOさん大活躍されてましたね♪

    1. prgr より:

      みんくるさん
      コメントありがとうございます!事実の裏に隠された真実をこれからアップしてまいりますので、どうぞお付き合いくださいませ。それにしてもoさんは今年も最強でした(^_^)

      1. みんくる より:

        承知しました!

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