【第2部Vol.6】K君の競技観戦。RSカップ決勝大会に行ってみた!

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皆さま、こんにちは。

プロギアで販売促進を担当しているNです。

 

PRGRの新しい直営レッスンスタジオ『PRGR GINZA EX』に通って上達を目指すゴルファーを紹介するリアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記。第2部ではPRGRの若き3名のスタッフをモデルとしてとりあげ、上達への道のりをレポートしていきます。

 

 

 

■10月30日 茨城県鉾田市

 

今日はPRGRが主催する競技大会、PRGR RSカップの2017年決勝大会に来ております。

 

RSカップ決勝大会は予選4会場を勝ち抜いた、プロ40名、アマチュア・シングルス戦40名、アマチュア・ダブルス戦20組40名が年間王者を争う大会で、プロは優勝すれば賞金80万円。アマチュアはシングル、ダブルスそれぞれ上位3位以上に入れば、PRGR契約プロとラウンドできるスペシャルイベントに招待されるという、まさにスペシャルな大会なのです。

 

 

会場となるのは今年3月にグランドオープンし、すでにアマチュア競技や男子プロのチャレンジトーナメントも行われており、来年にはミズノオープンも開催されるという世界基準のゴルフ場。ザ・ロイヤルゴルフクラブです。

 

このゴルフ場の何が凄いかというと、まずはそのコースレイアウト。なんと全長8143ヤード!705ヤードのロングホール、532ヤードのミドルホール、279ヤードのショートホールなど、とにかく世界基準のセッティング。コースは全体的にフラットながら、フェアウェイのアンジュレーションがきつくなかなかフラットなライでのショットができません。コース幅は広いけど、要所要所にバンカー、池が配置され、コース戦略に頭を使いそうです。

 

次にコースコンディション。前日、前夜の台風の影響でスタート時間を遅らせる検討もしていましたが、夜明け前からおよそ40名のゴルフ場スタッフの皆さんの懸命な復旧作業により、なんとか定刻どおりにスタートできたのですが、コースコンディションにかけるスタッフの皆さまの思いとプライドは相当なものです。

 

さらにはキャディさんの接客レベルや、素敵なクラブハウスや練習施設などなど、とにかくすべてが世界基準なのです。

 

 

そんな素晴らしい舞台に、

 

呼んでも無いのに、K君登場です。

 

 

N 『どうしたの?こんなに朝早くから。』

K君 『おはようございます!ダブルスに私の営業担当先の方が出場するので応援に来ました。あと、、、台風の影響でもしかしたらシングルスのウエイティング順位が繰り上がっていないかと、、、』

 

一生懸命スタート表に自分の名前を探すK君。気持はわからないでも無いですが、K君の予選順位(大利根CC会場・ウェイティング27番目)で出場資格が繰り上がるような状況では、残念ながらゴルフ場はクローズでしょう。

 

無いものは無い。せっかくなのでK君にはカバヤ食品の超人気菓子『さくさくパンダ』をお駄賃に受付を任せ、われわれ運営スタッフは台風の影響が心配されるコースの状況確認に奔走することとしました。(後にK君は、ラウンドしなくて良かった!と心から思うのでした)

 

コースではすでにシングルス戦に出場する選手が、独特の緊張感のなかで練習をおこなっています。

 

さらに、ところどころに発生したカジュアルウォーター(水溜り)に対し、コース管理の皆さんが懸命に排水作業をおこなっています。

 

 

そしていよいよ、競技スタート。

 

 

と、同時に

 

強烈な台風の吹き返しがやってきました!

 

快晴ながら立っているのもやっとのほどの、15~20m/sの強い寒風が北から吹いてきます。

※風の音と落ち葉の舞い具合で風の強さがわかります。(動画は人気イラストレーターのNさん。強風の中ナイスショットです)

 

ただでさえハードなコースセッティングのなかでこの強風。プロ、上級者の出場する競技ながら、皆さんこの状況に大苦戦です。

 

K君も無事受付業務を終え、コース状況を確認しにきました。

 

N 『す、すごい状況になってきたな。もろアゲインストのホールだと、プロがドライバー打ってもフェアウェイまで届いてない!』

K君 『恐ろしいです。僕が打ったらレギュラーティまで届く自信がありません。いまは決勝大会に出れずに本当にほっとしています。』

 

カッコつけて選手を見守ってますが、完全にびびってます。予選と決勝大会の違いを痛感するK君でした。

 

 

 

午後からはさらに風の強さが増してきました。

ゴルフは自然との闘いだということをまざまざと見せ付けられたRSカップ決勝大会。

そんな過酷なコンディションのなか、選手の皆さんは必死にスコアを作ってきます。本当にすごい!

 

 

 

 

 

 

一方、K君は、

練習グリーンで、すでにホールアウトしたプロのパッティング練習を見学しています。

よく見ると、練習しているプロはRSカップで一緒にラウンドして、これ以上ないくらいお世話になった矢部直弘プロです。が、超奥手のK君は声をかけることができず、もう15分も5ヤード離れた状態をキープしたまま見学し続けています。

 

気配を察した矢部プロがK君に声をかけ再会の祝すとともに、来年のRSカップ決勝大会でお互い選手としてふたたび会うことを約束しました。

競技ゴルフには、試合を通じてゴルフの仲間が増え、会場で声を掛け合いお互い切磋琢磨していくという楽しみ方もあります。

競技ゴルフに片足のつま先をつっこんだK君。奥手なK君にも今後競技ゴルフ仲間が増えていくのでしょうか?

 

 

そして過酷な大会を制した、プロ、アマシングルス、アマダブルスを制した皆さん。プロの優勝スコアが+3というのも、その過酷なコンディションを物語っていました。

 

 

 

 

N 『いやぁ、RSカップも決勝大会となると予選とはまた違って緊張感があったね。』

K君 『はい。このコースレイアウトと強風にはびびってしまいましたが、選手の皆さんのプレーを見ていると、やはりギャラリーでなく、コースの中で戦いたいという気持ちが高まってきました。』

 

K君 『今まではRSカップ出場が目標でしたが、来年はRSカップで予選を通りたい!そのために練習してまずはハーフ30台を早く出したいです。』

 

 

競技ゴルファーのリアルな戦いを目の当たりにし、ますますゴルフ熱が高まるK君。

直近のスコアは96だということは忘れているようですが、ますますK君の動向に目が離せません。K君の活躍にみなさまご期待ください!

 

 

つづく

 

 

 

 

 

【次回予告・お待たせしました!U君初登場。】

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