Hole273 凄いゴルファーがサイエンスフィットにやってきた【ショートゲーム解析編②】

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熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRの公式ブログ担当、Nと申します。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新・サイエンスフィット日記。

 

さて前回は今年の7月からPRGR銀座EXで始まった、パターとアプローチを科学的に解析する『ショートゲーム解析コース』を紹介させていただきましたが、そこに突然現れたのが

 

辻梨恵プロ
辻梨恵プロ
お疲れ様でーす。あはは

TEAM PRGR辻梨恵プロでした!

 

スイングチェックのために、ツアーの合間を縫ってPRGR銀座EXを訪れた辻プロ。

2025年JLPGAツアーの辻プロのメルセデスランキングは現時点(8月31日)で124位。順位を少しでも上げるためにはショートゲームの精度をあげていきたいところです。

ちなみに辻プロが使用しているのはマレットタイプのパター

しかしながら

 

N
え?短い!?

 

 

辻梨恵プロ
辻梨恵プロ
はい、31インチです。アドレスしてしっくりくる長さがこの長さなんです

 

腕を伸ばした状態でグリップする辻プロ。腕が長いのでこの長さのパターがちょうど良いようです。ではショートゲーム解析を実際に体験してもらましょう。

 

辻梨恵プロのパター解析

サイエンスフィットの解析ブースにパッティングレーンを設置し、3メートルのパッティングをおこないます。

アドレス、ストローク時のヘッドの動きをブース内に多数設置したカメラが読み取り、詳細なデータをリアルタイムでデータ化、可視化し解析するのです。

では、打ってもらいましょう。

 

 

 

 

再現性が高く、ボールはすべて同じラインをたどっています。アドレスも安定していて下半身は微動だにしません。

 

宮川コーチ
宮川コーチ
はい、ありがとうございます。早速データを見てみましょう

では宮川コーチに解析結果を説明してもらいます。

パッティングストロークで重要なのは、インパクト時のフェースの向き、ロフト、ライ角です。

特にインパクト時のフェースの向きがボールの打ち出し方向には最も影響が大きいのですが、ツアープロと上級者、一般的なアマチュアゴルファーの計測データを見るとその差は歴然。プロは目標に対してのズレが平均0.26度なのに対して、アマチュアは1.39度です。

目標に対して1度フェース角がズレると3メートル先では5.2センチのズレが生じるのでカップインしません。

辻プロのデータを確認すると

 

宮川コーチ
宮川コーチ
ターゲットに対するインパクトのズレは-0.1度。ほぼスクエアインパクト。さすがですね

 

宮川コーチ
宮川コーチ
インパクトロフトも1.3度なので理想的です。アマチュアゴルファーは3~5度くらいが多く、これだと転がりが悪く芝目や傾斜に影響を受けやすいんです

 

宮川コーチ
宮川コーチ
ストロークも安定しています。数球打ってもらいましたがほとんど同じ軌道の数値ですね

 

宮川コーチ
宮川コーチ
あと、フェースローテーションをあまり使わないストロークなのでマレットタイプを使用しているのも納得ですね

 

辻梨恵プロ
辻梨恵プロ
へー、そうなんですね。普段はこの練習器具で真っすぐヘッドを出すように練習しているんです

とレール状の練習器具をバッグから取り出し、その上にボールを走らす辻プロ。このような地味な練習を続けて安定感のあるストロークとスクエアインパクトを身に付けたのですね。

 

辻梨恵プロ
辻梨恵プロ
でもたまに右に外すミスが出るので、その原因を知りたいんです

高い技術を持っていてもほんの少しのズレでカップインせず、その差がランキングにつながってくる。プロツアーの世界ではこの微妙なズレを修正していかないといけないのです。

 

宮川コーチ
宮川コーチ
そうですね。パッティングの精度はとても高いのですが、スイングマップで確認するとアッパー軌道が強くなることがあるみたいです

 

宮川コーチ
宮川コーチ
それはおそらくここに原因があるんだと思います

と宮川コーチが見せたのがスタンスの体重移動を表したデータ。

 

宮川コーチ
宮川コーチ
アドレスから右足に体重が乗っていてそのままフォローまで右足体重でストロークしてますね。これがアッパーブローを強めて、まれにボールを右に押し出している原因なのかもしれません
辻梨恵プロ
辻梨恵プロ
えー!自分では左右均等にアドレスしていると思っていました

 

驚いて解析画面をスマホで撮る辻プロ。長いシーズンを戦ううちにアドレスやスイングに微妙なズレやブレが生じ、それが調子にも影響を及ぼすのかもしれません。

画面を見ながら左右均等の体重配分を確認する辻プロ。

 

辻梨恵プロ
辻梨恵プロ
えー、これで左右均等ですか。ずいぶんイメージが違うけどこの感覚を忘れないようにします
宮川コーチ
宮川コーチ
そうですね、通常グリップすると右手が下になるので、気が付かないうちに体が右に傾き右足体重になりやすいんです

 

体重配分を意識して打ってみます。

 

おお!修正後(右図)は、ほぼ左右均等になっています。さすがの修正力ですね。

 

この結果もしっかりスマホに収めて

 

辻梨恵プロ
辻梨恵プロ
えー、すごい。原因がわからなくて悩んでいたんですけど来てよかったー

思わず笑みのこぼれる辻プロ。プロでも気づかない不調の原因を科学的アプローチで見える化して改善するサイエンスフィットのショートゲーム解析。もちろんアマチュアゴルファーはより顕著にレベルアップの道筋が見えますので、皆さまもぜひ一度試してみてください。

 

辻梨恵プロのアプローチ解析

さて、ショートゲーム解析はパッティングだけでなく、アプローチの解析もおこないます。続いて辻プロのアプローチ解析の模様を見てみましょう。

 

宮川コーチ
宮川コーチ
ではピンまで30ヤードのアプローチをイメージして、数球打ってみてください

 

辻梨恵プロ
辻梨恵プロ
はい、よろしくお願いします

 

スクリーンの画面をグリーン回りのコース画像に切り替え、ピンに向かって30ヤードのアプロ―チをします。

\カシュッ/

 

\カシュッ/

 

\カシュッ/

気持ちの良い打球音を響かせ、ボールはピンに絡みまくります。上手い!

 

宮川コーチ
宮川コーチ
辻プロはアプローチは何か問題や気になるところはありますか?
辻梨恵プロ
辻梨恵プロ
そうすね、今年はアプローチで耐えるゴルフをしているので、どちらかというと自信があります

 

という辻プロのアプローチ計測結果を確認。

宮川コーチ
宮川コーチ
たしかに打点もスイング軌道も安定していますね。辻プロはイントゥインのダウンブロー軌道でフェースローテーションを使いながら球を捕まえています。データも安定しているしさすがですね。

 

アプローチ解析ではインパクト時のフェースの向きやダイナミックロフト、スイング軌道など様々な項目を確認することができます。

一般的にアプローチはアウトサイドイン、ダウンブロー軌道が正解と言われますが、フェースローテーションをあまり使わないタイプの方はソールのバンスが少な目のウェッジをインサイドアウト軌道で打つのが合いやすかったりするので、まずはスイングタイプを計測するのが正解だと思います。

 

宮川コーチ
宮川コーチ
ちなみに辻プロは30ヤードのアプローチは何度のウェッジで打ちますか?
辻梨恵プロ
辻梨恵プロ
ライにもよるけど、だいたい58度ですね

 

そこで宮川コーチはアプローチの最適打ち出し角を説明。

30ヤードのアプローチの場合はボールの打ち出し角は30°前後、15ヤードの場合は打ち出し角20°を得られるロフト、ボール位置を確認します。

 

辻梨恵プロ
辻梨恵プロ
へー、感覚でやっていましたけど球の高さにも正解があるんですね
宮川コーチ
宮川コーチ
もちろんボールの種類やグリーンのコンデションやライによっても違ってきますが、高さを揃えるというのはアプローチの確度を高めるのには有効です

 

辻プロのスピンアプローチ

 

宮川コーチ
宮川コーチ
ちなみにしっかりスピンをかけて止めたい場合はどうやって打ちますか?
辻梨恵プロ
辻梨恵プロ
えー、こうかなー

 

\カシュッ/

 

宮川コーチ
宮川コーチ
おー!素晴らしい。いろいろ検証して、スピンをかける場合のヘッドの入り方がわかってきたんです

と宮川コーチが説明したのがこちら

宮川コーチ
宮川コーチ
最近のPGAプロのスピンの入れ方を見ると、フェースを開いて入射角を鋭角に打ち込むというのが主流になっています。数値で言うと、インパクト時のダイナミックロフトが45度、入射角10度くらいにしてこのふたつを合わせた”スピンロフト”を55度以上にすればしっかりスピンが入ります

 

とのことで、辻プロのスピンロフト(ダイナミックロフト46°+入射角12度)を確認すると58°。辻プロの長年の経験によるスピンショットはしっかりデータに基づいたものでした。

辻梨恵プロ
辻梨恵プロ
へー

 

辻プロのバンカーショット

 

宮川コーチ
宮川コーチ
最後にバンカーショットのデータも取らせてください
辻梨恵プロ
辻梨恵プロ
え、バンカーもできるんですか?

 

残念ながら砂の打席はありませんが、画面をバンカーに切り替えバンカーの打ち方でショットしてもらいます。

\ダンッ/

 

宮川コーチ
宮川コーチ
最近のプロのバンカーショットを見ているとスタンスを開かない傾向にありますね。フェースを開いてバンスを使えるようにしながら、膝を曲げて手元を下げることによって球を捕まえる打ち方になっています
辻梨恵プロ
辻梨恵プロ
へー

 

ショートゲーム解析のために多くのプロのデータを取るうちに、その傾向が見えてきたのです。ちなみにアマチュアゴルファーのデータを取ると意外とフェースが被っている人が多く、それがミスやアプローチの苦手感を生んでいるようです。

 

宮川コーチ
宮川コーチ
バンカーでのダイナミックロフトは56度くらい欲しいんですが、辻プロのダイナミックロフトは56.3度。感覚的に最適なロフトで打っているんですね

 

辻プロはターゲットに対してフェースを2.8°右に向け、ライ角は8.1°手元を下げた分アップライトになっています。これでターゲットに向けてまっすぐボールを打ち出しているんですね。

辻梨恵プロ
辻梨恵プロ
へー

 

数値を確認しつつバンカーショットを打つ辻プロ。

こうして辻梨恵プロのショートゲーム解析は終了。

 

N
さすがの数値でしたがショートゲーム解析を受けてみてどうでした?
辻梨恵プロ
辻梨恵プロ
いやー、すごく納得です。最後の方は”へー”しか言ってませんでしたが、今まで感覚でやっていたことが数字で可視化出来て凄くタメになりました。あと自分の考えを言語化するのってすごく大事だなーと思いました。

 

辻梨恵プロ
辻梨恵プロ
私たちプロもそうですが、アマチュアゴルファーの皆さんにはョートゲーム解析はぜったいおススメです。まずは自分のスイングを知ることが大事だと思いますし、スコアアップの近道になると思います!

と、しっかりサイエンスフィット・ショートゲーム解析をアピールしてくれました。辻プロ、ありがとうございました!

▼サイエンスフィット・ショートゲーム解析について詳細はこちら

 

ということで、今回は辻梨恵プロのショートゲーム解析体験の模様をお届けいたしまし・・・

 

『すいません、このあとちょっとお時間いいですか?』

 

と、声をかけてきたこの男。

次回、もうちょっと辻プロにお付き合いいただきます。

つづく

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