Hole219  若手の挑戦、リクルートカップ!【予選前半の戦い】

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熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRの公式ブログ担当Nと申します。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく、真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、・サイエンスフィット日記。

 

この春、サイエンスフィット日記が新たに挑む企業対抗ゴルフの全国大会、リクルートカップ。

サイエンスフィット日記メンバーのJP君、K君、M君、E君という若き4人が、まずはここ千葉よみうりカントリークラブを舞台に関東地区予選の突破を目指し戦います。

チームと個人の目標を確認した4人は、2人ずつそれぞれアウト、インに分かれてスタートしていきます。

その前にM君、E君コンビはパッティング練習をして本日のグリーンコンディションを確認。

特に緊張のあまりトイレに1時間篭っていたM君はこれが本日の初ショットとなります。

 

M君
M君
うわ、思ったより速い。

 

たしかにイメージより速い!表示では9.0フィートなのでまあ普通かな、と思っていたのですが結構伸びます。これに傾斜が加わったらなかなか手ごわいグリーンになるんじゃないでしょうか。これぞ競技セッティングです。

そしてE君は、

フォロースルーのみでボールを転がしています。何をやってるんでしょう?

 

E君
E君
試合になると途中で打てなくなったり、逆にパンチが入って打ちすぎたりするので、フォロースルーの大きさで距離感を合わせる練習をしてるんです。

 

はあ、色々考えてるんですね。確かにパットの距離感はスコアメイクの生命線。バーディーパットをいかに決めるかより3パットをいかに減らせるかがアマチュア競技では大事なのです。

 

スタート10分前の興奮

さてスタートホールに移動すると、すでに熱き戦いは始まっていました。

アウトコースのJP君とK君コンビは他チームの選手のティーショットを見つめています。

緊張に震え、いつも通りのショットが打てない他チームの選手を見ながら、どことなく余裕の表情を見せるふたり。

 

JP君
JP君
緊張はしますけどミスしても死ぬわけじゃないし。プロテストの緊張感とは比べ物にならないですよ。

人生の全てをゴルフに捧げプロの道を目指してきたJP君にとって、アマチュアゴルフの団体戦予選は社内コンペくらいの気分のようです。

 

K君
K君
JPと同じ組なのでだいぶ気が楽ですよ。やっぱり上手い奴が同じチームだと頼もしいですね。

過去、RSカップ、GDO企業対抗決勝、日経カップなど、ひとりで他のチームの選手とラウンドする試合では全くいいところを見せられなかったK君。頼れる後輩の存在は自分まで上手くなったような気分にさせてくれます。

 

さあ、前の組がスタートして、いよいよPRGRサイエンスフィット日記チームの出番がやってきました。あらためてルールを確認し、

同伴競技者とボールを確認。ここでまずボールが被ることは無いのですが、同じチーム内で誤球することが無いように十分注意しましょう。

そして大会バナーの前で記念撮影。大会を楽しむ余裕が伝わってきます。

オナーはK君です。いきなり同伴競技者の度肝を抜くショットを披露してくれるのでしょうか。

 

スタッフの方 『あ、すいません。ティーショットは黒ティでお願いします。』

 

K君
K君
え!?前の人、青ティからスタートしてましたよ?

 

スタッフの方 『前の組の方はシニア選手です。一般選手はブラックティからお願いしまーす。』

 

K君
K君
え?

 

K君
K君
え?

 

K君
K君
ええー!長いっ!!

これぞ競技セッティング。本日はフルバックから思う存分競技ゴルフを楽しんでいただきましょう。

 

俺たちの戦いの始まり

さあスタートホールは打ち下ろしの距離のあるミドル。

Hole1 423yards Par4

※千葉よみうりCCホームページより転載

左右がペナルティエリアというなかなか痺れるロケーション。オナーのK君は慎重にティーアップします。

ん?

 

K君
K君
ててて、手が震える

どうやら緊張が時間差でやってくるタイプのようです。

とはいえ時間は待ってくれません。さあK君のティーショットは!

ペキンッ

おっと力ないプッシュアウトで右の崖方向。びびって振れなかったようです。

 

K君
K君
ああああー。

 

JP君
JP君
どんまいです。では、お願いします。

 

パートナーのミスショットに1ミリも動揺することなく、リアルアスリートゴルファーJP君が続きます。

ヴァキィィィーン!!

思いっきり振り切って、

ボールは右の山へ消えていきました。

 

JP君
JP君
では、行ってきます。

 

 

N
が、がんばれよー!

ふたり揃って右に曲げてしまったスタートホール。想像以上にひどい立ち上がりです。

 

心配しながら見ていると。

コースを走りまくるふたり。そうです、スコアより大事な”同伴競技者に迷惑を掛けない”というミッションを一生懸命果たしています。ちなみにプレイヤー以外コース立ち入り禁止ですので、先回りしてふたりがやってくるのを待ちたいと思います。

 

競技ゴルファーのプライド

ちなみに私がやって来たのは4番ホールのグリーン奥。

ここからふたりがやって来るのを待つこととします。

Hole4 573yards Par5

※千葉よみうりCCホームページより転載

4番ホールは軽い左ドッグレッグのロングホール。距離があるので2オンは無理ですね。サードショットでパーオンできるようにセカンドショットの精度が重要なようです。

 

―1時間後―

 

あ!来た来た。あのカートです。

遠くに見える黒い服装のふたり。一眼レフカメラの望遠を最大にして見ると、

K君とJP君です!

お、K君はフェアウェイ真ん中からセカンドショットを打ちました!さあボールは、、、

どこに行ったかわかりませんが、K君のリアクションを見るとナイスショットではなさそうです。

カート道路沿いに歩くJP君と斜面の上を歩くK君。

まずJP君がカート道路の横から打ちます。ティーショットは右に曲げたみたいで、どうやらこれが3打目のようです。

ユーティリティでのショット。これは良さそう。

ほとんど同じ場所からK君が打ちます。2打目を右の林に打ち込むも、斜面を転がり落ちてきたみたいです。ラッキー!

さあ、こちらもおそらく3打目。

良さそうだけど、

ふたりともグリーンには届かず。2、30ヤードのアプローチを残しました。

まずはK君から。グリーン手前に障害物はありませんが、一番の障害は冬芝でツルツルのライです。

アプローチが下手なK君にとってかなり痺れる場面です。さあ、根性を見せてくれ。

おお!見事に乗せました!ピン手前5メートルにナイスオン。立派です。

そして、

K君以上の病気、いやアプローチの闇を抱えるJP君。グリーンエッジまで7ヤード。エッジからピンまで12ヤード。何てことない簡単なシチュエーションですが、闇の住人にとっては地獄です。

熟考するJP君。見ているこっちもドキドキしてきますが、JP君のBPMはすでに190を突破しているはず。そして出した結論は、、、

 

スッ

 

な、なんと笑顔でパターを掲げました!

常日頃から、”アプローチショットから逃げてはいけない”、”痺れる場面でアプローチをして成功体験を積み重ねていかないとイップスからは抜け出せない”とS常務に言い続けているJP君がパターを手にしました。

個人の戦いなんてどうでも良い。チームのためにスコアにこだわると語ったJP君の朝の言葉に嘘はありませんでした。このパターアプローチを、

見事2メートルに寄せました!

もう一度パターを掲げてこちらにアピールするJP君。よっぽど嬉しかったのでしょう。すぐさまS常務に報告しておきました。

さあ、続いてはK君のパーパット。

 

が、これは惜しくも入らず。

そしてJP君のパーパットは、

これも惜しくも入らず、ふたりともこのホールはボギーでした。

しかしもし、JP君がアプローチでウェッジを持っていたらチャックリするか、トップして奥のバンカーに入れていたか、いずれにしても大事件につながっていたでしょう。

リスクを最小限に抑えて、次のホールに向かいます。

 

Hole5 393yards Par4

※千葉よみうりCCホームページより転載

続く5番はやや打ち下ろしのミドルホール。ここも左右ペナルティです。

ショットが不調のJP君ですが、ドライバーを手に攻め続けます。

ヴァキィィーーーン

パワーフェードでフェアウェイを捕らえます。これこれ!素敵やん!

続いてK君も、

バシィィーー!!

右の山からドローでフェアウェイに!

勝負はまだ始まったばかり!目土袋を持ってコース補修しながら前に進みます。

さあ、続いてはインコースのE君、M君コンビの様子を見に行きたいと思います。【次のページへ>】ボタンを押してお進みください。

コメント

  1. けつかち より:

    なんそれ(笑)
    Nさん、4人は頑張ってますよ!

    怒涛の巻き返しを期待しています。
    がんばれー--!

    1. prgr より:

      けつかちさん
      コメントありがとうございます!4人とも精一杯頑張っています!が、ゴルフというスポーツは残酷なもので競技においては数字が全てです。さあ、後半は数字で私を黙らせてもらいましょう(^_^)

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