Hole 162 新章突入!日経カップ2021への道

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熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRで広報を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく、真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

今年も、あの季節がやってきました。

―時を遡って2020年―

7月25日 茨城県筑波カントリークラブ

 

『ご、ごじゅうにです。』

 

プロギアの代表選手として、初めて企業対抗ゴルフの最高峰”日経カップ”に出場したサイエンスフィット日記メンバーのK君。

前半のスコアを52で折り返すと後半はゲリラ豪雨により競技中止。そのデビュー戦はほろ苦いものとなりました。

 

―時は進んで2021年―

今年サイエンスフィット日記では春先より、どちらかというとスコアを追い求めるよりも初心者ゴルファーをフューチャーするなどによってゴルフの楽しさ、喜びなどをお伝えしてきました。

しかし、そろそろスコアとがっつり向き合わないといけない季節がやってきました。

ということで今年も始まります。

 

【日経カップ2021・挑戦編】

おじさんたちの甲子園、日経カップ企業対抗ゴルフ選手権の季節がやってきたのです。サイエンスフィット日記を続ける限り避けて通れないこの大会。ここでPRGRチームの過去の挑戦を振り返ってみたいとい思います。

 

PRGRチーム敗北の歴史

そもそも”全日本実業団対抗ゴルフ選手権”と言われていた頃から同大会に参加していたPRGR。

ゴルフメーカーとしての威信を背負い、腕自慢のクラチャン、海外事業所の実力者などを集めてチーム編成し、当時は決勝大会の常連。目標は優勝という強豪チームでした。

2012年に日経カップと大会名称が変わり数年経過すると、メンバーも加齢による飛距離ダウンなどでチーム力が低下。いつしか僅差で決勝の切符を逃すようになり、サイエンスフィット日記がスタートした2017年以降の戦績を振り返ってみると、、、

 

2017年 予選落ち(8位)

過去最高スコアで予選カットラインスコアに並ぶものの、3番目選手のスコア※の差で予選通過を逃す。(※当時ルール)

競技観戦(8/5 日経カップ企業対抗予選)

 

2018年 予選落ち(17位)

予選カットラインに7打届かず。史上最大の大応援団が集まるも、選手には予想以上のプレッシャーを与えたようです。

PartⅢ.17『日経カップ予選/結果発表!』

 

2019年 予選落ち(17位)

灼熱の中、昨年以上の応援団がエアーコンポを着て集合するも予選カットラインに5打届かず。

Hole 15  日経カップ企業対抗ゴルフに挑戦!(予選大会編②)

 

2020年 予選落ち(18位)

そしてコロナ禍で行われた昨年大会。K君を加えた新生チームは予選カットラインに6打届かず予選敗退。

Hole 91 おじさんたちの甲子園・日経カップ2020挑戦編【衝撃の決着!】

う~ん。サイエンスフィット日記で紹介するたびに年々弱体化しているような気がします。(えらいすんません。)

そして時は流れて、

 

日経カップ2021への道

2021年3月

年明けからの緊急事態宣言がようやく解除となった3月下旬。一通の封書が私の元に届きました。

その封筒には、

コロナ禍で心配していましたが、今年も日経カップを開催するとの案内をいただきました。さっそくこの案内を持ってサイエンスフィット日記のご意見番であり日経カップPRGRチームの総監督、S常務のもとへ向かいます。

 

『S常務お疲れ様です。吉報と悲報を持って来ました!どちらから報告しましょうか。』

 

『何だそりゃ。めんどくさいからいっぺんに言ってくれよ。』

販売状況と様々な問題によりテンションの低いS常務。経営者の苦悩でしょうか、最近元気がありません。

 

『ではさっそく良いニュース。今年も日経カップは開催するそうです。』

 

『なに!?そうか!良かったな。よし、今年も出るぞ!』

一気にテンションがあがるS常務。

 

『続いて悪いニュース。出たいのはやまやまですが、今年は抽選みたいです。』

 

『なんだとー!!(怒)』

 

2021年日経カップへの関門

先の見えないコロナ禍で苦境に立たされるPRGR。日経カップに一筋の希望の光を見出し、S常務は大会出場を即決しますが、世の中そうは簡単に行きません。

『去年の予選でPRGRの順位は予選下位10チームに入っちゃったので、今年は予選に出るにも抽選での当選が必要なんです。』

年々参加希望企業が増加するものの、予選出場枠はこれ以上増やせません。そのため、新規参加希望企業と前年の各予選日下位10社は抽選により大会出場が決定されるのです。

昨年PRGRチームが出場した予選日はゲリラ豪雨により途中で競技中止。午前中のスコアによって順位が決定されることになり、PRGRチームと同スコアで4チームが並ぶも。

K君が死に物狂いで叩き出したチーム4番目のスコア52は、4チームの中で最も悪いスコアでした※。これによりPRGRチームは下位10チームに沈み、翌年の予選出場権を失ったのでした。

※同スコアの場合はチーム4番目の選手のスコアで順位を決定

 

『まあ、とりあえず申し込んで抽選の結果を待ちましょう。』

参加企業が予選出場チーム数を超えた場合、事務局による抽選となります。我々には祈ることしかできません。

 

2021年4月下旬

日経カップ事務局からまたお便りが。

 

恐る恐る中身を確認してみると、、、

 

『キター!!!』

事務局から出場決定のお知らせ。ありがとうございます!急いでS常務のもとに向かいます。

 

『キター!!やったな。』

興奮するS常務。

 

『これで今年の夏もネタに困らずやっていけそうです。あとは、、、代表選手ですね。』

 

『選手なあ、、、』

そう言いながら、寂しそうな顔をするS常務。

 

日経カップ出場資格

日経カップにはいくつかの出場資格が規定されています。その資格をあらためてご紹介します。

 

ハンデキャップ

大会規定には『ハンデキャップ20以下、またはそれに相当する選手の出場をお願いします』と赤く太文字で記載されています。

ということで平均スコア115のサイエンスフィット日記メンバーT君は参加できません。シングルハンデの選手でも100を打つハードセッティングのコースなので、T君が出場したら大会の進行がめちゃくちゃになるでしょう。それを避けるためにお願いされたら従わざるをえません。

 

アマチュア資格

企業に属し働く”アマチュア”のための大会ですので、当然プロゴルファー、レッスンに従事するインストラクターなどは出場できません。

サイエンスフィットのインストラクターが出場したら優勝争いできるでしょうが、そういう訳にはいきません。

 

ゴルフ歴

研修生として働いていた人。プロテスト受験、QT出場経験のある人は現在アマチュア資格を有していても40歳になるまで出場できません。

QT出場経験のあるPRGRサイエンスフィットインストラクターで平均スコア71の長井コーチは、例えアマチュア資格があろうとも40歳になるまで出場できません。

 

年齢制限

おじさんたちの甲子園、日経カップは”おじさん”たちのためのもの※ですので、出場できるのは2021年12月31日時点で30歳以上の人となります。

※もちろん女性も出場は可能です。

TAEM PRGR藤本麻子プロを驚かせた飛距離と実力を持つサイエンスフィット日記メンバーのU君は、今年30歳になる学年ながら誕生日が2022年2月のため資格無しです。

さらにおじさんに活躍の場をしっかり与えるため、出場4名のうち30歳代は2名までに制限され40歳代、50歳代を含まねばなりません。(30歳代2名、50歳代2名はOK)

 

ちなみにS常務の表情が曇った原因。それは従来の日経カップ代表選手の離脱です。

10年間PRGRチームで戦ってきた3名の選手が、昨年と今年にPRGRを卒業。否応なく、新しい選手を加えたチームで戦わねばなりません。

 

『3名の離脱は本当に残念。申し訳ない。でも、卒業していった選手に良い報告ができるよう、俺たちは挑戦を続けないといけないんだ。』

苦悩に満ちた表情のS常務。様々な状況がありながらも、我々は前に進まないといけないのです。

 

『でも従来のような選手選考会はこのご時勢ではやりづらいですね。どうしましょうか?』

 

『よし、今年はPRGRを背負って戦う気概のあるヤツを集めて、”年代別の選考会”をやろう!』

こうしてゼロからチーム作りを始めることにしました。まずはチーム再建の鍵を握る30代の若手選手の選考会を実施します。選手枠は2名。それに対して名乗りをあげたのは、、、

次回、日経カップ若手選手選考会の模様をお届けします。お楽しみに!

つづく

 

 

―新サイエンスフィット日記・登場人物紹介―

PRGRサイエンスフィット日記ご意見番 S常務

ベストスコア88、平均スコア103。悩み多きプロギアの販売担当役員。趣味はギターの弾き語り。苦しいときこそ名曲が下りてくるタイプ。

 

PRGRサイエンスフィット日記筆者 N

生まれ変わってゴルフ歴1年目。生まれ変わってからのベストスコアは89。サイエンスフィット日記の一年で一番の挑戦が今年も始まります。厳しい環境下で大会開催いただき、主催者様、関係者様には深く感謝いたします。

 

―合わせて読みたい―

PRGRのクラブの歴史、開発現場を紹介する新しいコンテンツ、PRGRクラブ開発物語・ギアスト!開発スタッフとして奮闘するF君が登場してギリギリ新シリーズLS、新コンセプト05アイアンの開発秘話を紹介。PRGR WEBにて大好評連載中です。

■PRGRクラブ開発物語・ギアスト!はこちら

 

コメント

  1. かおりん より:

    今年も出るんですね、果たしてどうなるのでしょう、ちょっと心配です

    1. prgr より:

      かおりんさん
      コメントありがとうございます!今年もなんとか出場は叶いました。果たしてどうなるのか、、、私もかなり心配です(^_^)

  2. NON より:

    K君がんばろー!期待してます!
    今回こそ!

    1. prgr より:

      NONさん
      コメントありがとうございます!K君には主人公として今年こそがんばってもらわないといけません。どうぞご期待くださいませ(^_^)

  3. S常務より少しだけ上手なゴルファー より:

    待ってました!
    しかしまさかU君が出場出来ないとは!
    残念です…
    新しいキャラを発掘する必要がありますね 

    1. prgr より:

      S常務より少しだけ上手なゴルファーさん
      コメントありがとうございます!そうなんです。PRGR黄金時代は2022年から始まる見込みです。その谷間である今年は、なんとか下位10チームを免れるよう、例年以上に低い志で頑張ります(^_^)

  4. カズさん より:

    心は筑波に置いてある。

    1. prgr より:

      カズさんさん
      コメントありがとうございます!心を筑波に置きすぎて、心ここにあらずの今日この頃でございます。栄光と心を取り戻しに、今年も筑波に向かいます(^_^)

  5. K島 より:

    お〜!!楽しみです!
    頑張ってください〜
    年齢の縛りがあるんですね。
    U君 残念。

    1. prgr より:

      K島さん
      コメントありがとうございます!おじさんたちの甲子園ですからね。中途半端に若いやつらに大きな顔をさせないようにしっかりルール化されております。おじさんたちの戦いにどうぞご期待ください(^_^)

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