Hole 160 キャリアゴルファーと初心者ゴルファーの熱き戦い!【前編】

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しらさぎ6番ホール 345yards Par4

さあ続くホールは、左に直角に曲がるドッグレッグ。ティーショットは左の林ギリギリ狙い。林を越えるようなハイドローを打てれば2打目は残り100ヤードを切ります。

ガッデムからオナーを奪い取ったT君はLSのフェアウェイウッドで、

見事コーナーギリギリにナイスショット!

 

負けられないガッデムは果敢にもドライバーで、

ド右へ!

グリーンまで200ヤードくらい残してしまいました。

 

必死にフェアウェイウッドでグリーンを狙うも、グリーンは遥か彼方。

方やT君は、残り110ヤードをピン筋に!

徐々に流れが変わってきています。

 

と、思ったのも束の間。T君のボールはグリーンを20ヤードオーバー。初心者ゴルファーT君は、残りが何ヤードで、何番で打てば良いのか基本的にわかってません。

さらにアプローチをミス。芝の薄い左足下がりのライからのアプローチなんてどうやっていいのかわかりません。

が、

もう一回打ったら、ベタピンに寄りました。基本的に次のショットがどんな球が出るのかは、本人もよくわかりません。

このホールもT君はボギー、ガッデムはダブルボギーでまたちょっと取り返しました。

 

しらさぎ7番ホール 150yards Par3

続いては強烈な向かい風のショートホール。

T君が番手選びに躊躇するなか、

ガッデムはイーグルビジョンでコースを分析。

 

『普段なら7番ウッドですけど、このアイアンなら6番アイアンでいけそうです。』

自信満々のガッデム。3レングスの05アイアンをかなり気に入ったようです。

負けじとT君は7番を手に。

左からの風に負けない渾身の手打ちを披露します。

 

一方、ガッデムは風に乗せてフェードボールでグリーンを狙う。

 

結果、T君は左のバンカーに入れてダブルボギー。ガッデムのボールは風に乗ってどこまでも飛んで行き結局7。人生同様、ゴルフも流れに身を任せるもののうまいこと行きません。

 

しらさぎ8番ホール 260yards Par4

さあ、あと2ホール。最後まで頑張りましょう。続いては短いミドルホール。1オン狙いでひっぱたきます。

まずはT君。

カキーーーン!!

青空に向けて、最高のショット!

 

ガッデムも負けずに、

バキーーン!

よろっ

ふらつくくらいのマン振り。まだまだ若い奴には負けられません。

 

ずいぶん風に流されましたが、ピンまでは残り70ヤードの地点まで運びました!(実質ドライバー飛距離190ヤード)

グリーンを狙ってバーディーを取りたいところですが、目の前には木が。もし木に当たったらその下は池でワンペナです。

 

だが、

 

男には勝負をしなきゃいけない時がある。目の前にどんなに高い壁があろうとも。

ポコン。

うまいこと木は超えましたが、このホールは2人ともボギー。

 

しらさぎ9番ホール 475yards Par5

さあ、ようやく前半の最終ホールです。

 

『ロングホールかあ、いやだなあ。』

【初心者ゴルファーの生態】ロングホール嫌い。

 

しかも池越え。右はOBという状況ですが、

T君は見事ティーショットをフェアウェイ左サイドに。

 

ガッデムのショットは、

再び左からの風に持っていかれるものの、何とかラフで止まってます。LSドライバーの安定性に助けられました。

だがまたまたピンチ。目の前には木。フェアウェイの左サイドはずーっと池です。

ここで窮地を超えるキャリーズQ、持ち球のスライスで池の上からフェアウェイに戻すというギャンブルショットに挑戦。

が、渾身のチョロで池へ。

 

『うそやーん。』

【キャリアゴルファーの生態】肝心なときに持ち球が出ない。

 

こうして、

 

なんとかかんとかグリーンにやってきて、

 

2人とも惜しくもパットを決められず、

 

『9です。』

 

『10です。』

 

最後に仲良くやらかして前半終了。

ちなみに前半のスコアは、ガッデムが54でT君が60。

平均スコア105のガッデムと、平均スコア119のT君の実力通りの結果でしたが、このままでは終われません!次回、波乱の後半9ホールをお楽しみに!

つづく

 

 

 

―新サイエンスフィット日記・登場人物紹介―

PRGRサイエンスフィット日記メンバー T

ベストスコア103、平均スコア119、2021年平均スコア119の初心者ゴルファー。最新の高性能クラブを使い、最新鋭のスイング解析レッスンを受け、遂にはツアープロに直々にレッスンしてもらっても、平均スコアは119のまま。スコアアップに一番大事なのは本人の熱意であるということがよくわかるモデルです。

 

ガッデム竹田(59)

平均スコア105の永遠の100切りゴルファー。遠い昔のベストスコアは記憶の片隅にも残っておらず、疲れを癒す行きつけのスナックも休業中。長らく単身赴任生活を続け体のあちこちにガタが来はじめたけど、今日も頭を下げて広告を取りに走り続けます。そんなゴルファーをPRGRはキャリアゴルファーとして認定いたします。えらいすんません。

 

PRGRサイエンスフィット日記筆者 N

生まれ変わってゴルフ歴1年目。生まれ変わってからのベストスコアは94のエンジョイゴルファー。力いっぱい叩きつけるスイングにお別れし、脱力してなるべくゆったり振って飛ばさないゴルフを目指して練習中。初心者ゴルファーとキャリアゴルファーとの帯同ラウンドは、通常の倍走り回らなければいけないことが判明。

 

―合わせて読みたい―

PRGRのクラブの歴史、開発現場を紹介する新しいコンテンツ、PRGRクラブ開発物語・ギアスト!開発スタッフとして奮闘するF君が登場してギリギリ新シリーズLS、新コンセプト05アイアンの開発秘話を紹介。PRGR WEBにて大好評連載中です。

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コメント

  1. snow より:

    Nさん、こんにちは!

    昨日関西の方では「ミライモンスター」という番組が放映されておりまして、PRGR GINZAの宮川さんがご出演されていました!
    すごーーーい!と興奮し、これはNさん、絶対にどさくさに紛れて取材の取材に来ているのではないか!?
    必死でNさんを探しましたが分かりませんでした…。

    あ、T君、がんばれー

    1. prgr より:

      snowさん
      こんにちは、コメントありがとうございます!「みらいモンスター」見ました!宮川コーチが4年前からスイング解析をしている将来有望なジュニアですね。その撮影の日はちょうどキャリアゴルファーと初心者ゴルファーのふたりのおじさんの対決があったので、おじさんを選んじゃいました。えらいすんません(^_^)

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