熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。
PRGRの公式ブログ担当、Nと申します。
ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新・サイエンスフィット日記。
前回、長いお休みからようやく復活したところですが、今回はお休み中にお届けできなかったサイエンスフィット日記メンバーK君の真夏の挑戦の模様をお届けしたいと思います。
■2024年8月初旬 AM5:00
PRGR本社にほど近い、神奈川県平塚市の私の家に埼玉から迎えに来てくれたK君。


早朝の海岸線を気持ちよく流し、
箱根の山を越えて南へ車を走らせること約1時間。
さあ本日の会場、伊豆にらやまカントリークラブに到着しました。
自然の地形を生かしたレイアウトとコース、グリーンのメンテナンスが素晴らしいと評判のゴルフ場です。
クラブを下ろしてプレーの準備をするK君。
今日のK君のクラブは愛用のPRGR 00アイアンでなく、飛び系ベリーイージー!04アイアンとアプローチのミスを極限までカバーしてくれる0ウェッジをセッティング。そしてウッドの姿が見当たりません。

バッグを担いでクラブハウスに向かうK君。その入り口にはこのバナー。
そう、今日はアスリートゴルファーの真夏の祭典、ゴルフトゥディ主催のアイアンマンカップに出場するためにこの地にやってきたのです!
真夏の祭典、鉄人たちの熱き戦い。アイアンマンカップに挑戦
ちなみにアイアンマンカップとは、真夏に27ホールをクラブを担いで(もしくは手引きカートで)歩いてラウンドをする、30年以上続く老舗イベントなのですが、それだけ続くにはそれなりの理由があり、そしてそれなりの(いい意味で)変態ゴルファーが集まる祭典なのです。
ちなみに我がサイエンスフィット日記でも、ブログ開設直後の8年前に『K君の70台チャレンジ企画』の一環として参加した過去があるのです↓
※まだ初々しい100切りゴルファーのK君が、アイアンだけで見事な結果を出していました
クラブハウスに入って、インフォメーションボードを確認。
基本的にはゴルフルールに則るのですが、アイアンマンカップの”鉄の掟”と呼ばれる基本ルールは以下の通り
- 27ホールのストロークプレー(グロス、アンダーハンデで順位を競う)
- クラブはアイアンとパターで9本以内(アイアン型ユーティーリティは使用不可)
- 担ぎもしくは手引きカートを使用しての歩きプレー
- 目土袋必携
バッグ置き場には普段のゴルフ場では見かけないような、スリムな脚付きバッグや手引きカートがそこかしこに置かれています。
まだ朝の7時前ながら、場内には数多くのアスリート体型のアイアンマンが歩き回っています。
さらにこの大会のためにカスタマイズされたマイ手引きカートも多数目撃。会場は独特な雰囲気に包まれています。
そこに、
戦いの準備を終えたK君が登場。

PRGRのスタンドバッグPCB-109を担ぎ、スタートホールに向かいます。
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そうなんです。普段乗用カートでプレーをしていると気づかないのですが、クラブハウスからスタートホールって結構距離があるんです。大事なドリンクを一気に飲み干すK君。今日は長い戦いになりそうです。
鉄人たちの戦いの幕開け
西コースNo.Ⅰ 355yards Par4
まず我々が最初にプレーするのは西コース。高低差や起伏があり戦略性が高く、ショットの精度が求められます。
すでに鉄人たちの戦いは始まっております。そしてその様子を見つめるK君。

久しぶりのアイアンマンカップで久しぶりの競技。8年前とは違う、レベルアップしたゴルフを見せてくれることでしょう。
ちなみに我々は最終組で、特別に2人でラウンドさせていただくこととなりました。
競技説明を受け、
ボールを確認。2人ともPRGRなので誤球に注意です。
愛用のPRGR別注TURF AID BAGに目土を詰め込んで準備完了。
さあ、いよいよ我々の出番です。
クラブはアイアンのみといえども使用ティはレギュラーティ。フェアウェイが遥か遠くに感じます。

レーザー距離計でグリーンからの距離を測定し、ティーショットの狙いどころと使用番手を定めるK君。
ちなみにK君の本日のセッティングは、04アイアンの6番・7番・8番・9番・PW・AWと0ウェッジの58度、そしてシルバーブレードセンタードの05OSの8本。このマネージメント力は8年前のK君にはありませんでした。
\パシーーン/

見事なドローボールでフェアウェイ右サイドをキープ。若手ゴルファーからアラフォーゴルファーに進化し、弾道にも安定感が生まれています。
では私も。
\ピチーン/

という言い訳とともに、ボールは何とか谷を越えてフェアウェイ手前のラフ。さあ出発です。
残り距離を計測するK君。
K君の6番アイアンのティーショットは185ヤード飛んでおり、残りは160ヤードほど。
距離の出る04アイアンの8番でピンを狙います。
が、これはグリーンの左。
K君が苦手とするアプローチショットですが、
おお!うまい、ナイス!!
パーパットは外してしまったものの、スタートホールは危なげのないボギー。進化したK君のゴルフは抜群の安定感を得て、その代償として面白さを失ってしまったようです。
面白さよりもスコアが大事、さあ次のホールへむかいましょう。





序盤からいきなり魂を削るような激坂。必死に坂を越えるもカーブの先はまだのぼり坂。
※本当はここだけ送迎カートがあるのですが、カートが来るのを忘れていたK君


26ホールを残した段階ですでに心が折れてしまったK君。よく見るとそのお腹は立派なアラフォーのそれに成長していました。
一方で

スタートホールからNを悩ましていたのが天敵のブヨ。数年前の早朝ゴルフで襲撃されて以来、短パンゴルフは避けていたのですが、久しぶりの短パンでやっぱり私だけ襲撃されてしまいました。

夏場の早朝プレーはブヨが超元気なので皆さまご注意ください。しかしながらそんなNを無視するかのように、K君はプレーを再開。
K君は動かない足を、Nは腫れあがった足を引きずりながら、何とか前に進みます。
そしてブヨの集団が姿を消したころに現れたのが、
強烈な日差し!


担いで歩いて打って目土。これぞアイアンマンカップです。
K君のゴルフレベルの現在地
さて、体力ダウンは否めないものの、久しぶりにみるK君のゴルフレベルはどれほどのものなのでしょう。
もともとアイアンが得意なK君、04アイアンの寛容性によってさらにショットの安定度が増しています。
あれだけ下手だったアプローチも
0ウェッジのおかげでなんだか上手くなっています!
(ちなみに私Nは、0ウェッジだろうと今まで通りの病気をキープ)
もともと得意だったパターも冴えわたっています。

ゴルフが安定して、面白みを失ったK君。いつの間にか立派なゴルファーに育っていました。
しかしながら



途中からショットが暴れ出したものの、なんとか耐えて前半9ホールを終えたK君。

ボールが曲がって斜面から打つことが多かったためか、予想以上に足にダメージがきているようです。
年齢とともに足腰が弱っていた元高校球児のK君。朝来た長い道のりを戻りクラブハウスを目指します。

そんな前半9ホールのスコアがこちら。
K君47、N44!

そうなんです。アイアンマンカップでは意外とティーショットが暴れやすいんです。いつの間にか飛ばしたくなっちゃうんですかね。では、【次のページへ>】ボタンを押してお進みください