Hole 51 スイングスキャンをゲストが体験!⑥KAZさん

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熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

自らの限界を突破するための戦い『サイエンスフィット日記オープン』に向けて練習を続ける日記メンバーですが、ただいま新型コロナウイルスの影響により彼らもスタジオでの練習は控えております。

ということで今は、様々なゲストの方にサイエンスフィット・スイングスキャンを体験いただいた模様を紹介する『新サイエンスフィット日記・スペシャルゲスト体験編』をお届けしております。(体験いただいたのは、新型コロナウイルスが大きな影響を及ぼすちょっと前です)

 

※現在(3/16〜3/22)PRGR直営店は、新型コロナウイルスの感染拡大、防止のため休業とさせていただいております。しばしの間、当ブログでサイエンスフィットをご堪能下さいませ。

 

スペシャルゲスト登場!

■東京・銀座

今回もスペシャルゲストのスイングスキャン体験を見届けるべく、PRGR GINZA EXにやって参りました。

さぁ、今回のゲストは!?

 

 

 

 

すでに解析ブースに入って、体を温めているようです。

バキーーー!!

快音を響かせているこの方は、、、

『どーもです。』

 

『あ!KAZさん。お忙しい中、ご来店ありがとうございます!!』

 

今回登場いただくゲストの方は、スポーツ新聞記者のKAZさんです。以前はゴルフに関連する部署に在籍し、当時からゴルフギアの試打、ゴルフ場でのラウンドの模様など、自身の体験をレポートするコラム『日刊スポーツゴルフ体験主義』を毎日のように掲載していたのですが、ゴルフと関連が無い部署に異動となった今でも、その連載をほぼ毎日続けている超現場体験主義の凄い方なのです。

*日刊スポーツニュースサイトより転載

スイングスキャンを様々なゲストの方に体験いただくにあたって、体験といえばこの方。という、体験のスペシャリストに登場いただきます!

『どーもです。』

 

スペシャルゲストのスイングスキャン体験

『よろしくお願いします。ところで、今何か気になってる部分とか、取り組んでいることとかありますか?』

 

『ドライバーは昔から強いフックに悩んでいたんですが、数年前にちょっと体を壊して、それ以降球筋が変わって最近はスライスになりました。飛距離も250ヤードくらい飛んでいたのが、最近は230ヤードくらいですね。アイアンは今もフックがよく出ます。』

解析前に問診をして、お悩み、取り組んでいることを確認します。世の中のゴルファーの数だけ悩みがあると言っても過言ではないでしょう。

 

まずは測定ウェアを着用いただき、スイングスキャンの画面上にKAZさんのアバター(分身)を出現させます。

そうして数発ショット。

クラブヘッドの動き、シャフトの動き、体の動きなどの測定データを基に、宮川部長がKAZさんのスイングを解析します。

※ピンボケ!すいません。気を付けます。

 

スイング測定の結果がレーダーチャートで出てきました。ヘッドの動き、シャフトの動き、体の動きそれぞれが、どれくらいのレベルにあるかを診断します。一番下にはKAZさんの骨格から判別したスイングタイプが記載されています。

※うわ、ピンボケ!!!すいません。以後気を付けます。

 

ちなみにKAZさんのスイングタイプはFタイプ。これはアドレスした状態で腕をだらりと脱力させた時の、左腕の回旋の度合い【ナチュラルプロネーション】を測定した結果で判別されます。

KAZさんの腕の回旋角度は38度で、やや大きめ(左手甲が正面を向く)なのでFタイプとなります。このスイングの方は、ボディーターンでボールを捕まえるのに適しており、逆に回旋が少ない方は腕のローテーションも使ってボールを捕まえるEタイプスイングとなります。

これらのデータをもとに、宮川部長にスイング解析をしてもらいましょう。

 

スペシャルゲストをスイングスキャン解析

『インパクト前後のクラブヘッドの挙動を測定したのが、このデータになります。KAZさんは【インサイドアウト・アッパーブロー軌道】のAゾーンスイングですね。インサイドアウトの度合いが大きい女子プロゾーンですがヘッド軌道については問題ありません。』

『アウトサイドイン軌道のカット打ちだから、スライスが出ているわけでは無いんですね?』

 

『そうですね。どちらかというと、スライスがでるのはこちらのほうに原因があるかもしれません。これはスイング中のクラブの動きを測定したものですが、テークバック、トップでフェースが開いています。』

※ピンボケー!!!(心の目で見てください)

 

『あくまで参考ですが、一般アマチュアの平均よりトップで10度ほどフェースが開いていますね。この状態からインパクトでフェースをスクエアに戻すのは結構大変なんです。』

 

『このときの腕と体の動きを、スイングスキャンの測定データで確認してみましょう。』

スイングスキャンで測定した腕、胸、骨盤を中心とした54か所のデータ。(この数字だけ見ても何がなんだかわかりません。)

このデータをもとに折れ線グラフを作り、体の各部分毎に理想とするプロゴルファーのデータ(ピンクの線)と比較すると、KAZさん(グレーの線)のスイングの特徴が見えてきます。

 

『トップからダウンにかけて、左手首のヒンジがマイナス側に大きく動いてますね。これは、左手首が手の甲側に折れているということです(背屈)。この動きはトップでシャフトがクロスして、フェースが開く動きと連動します。』

 

『トップで作ったコックもインパクトで戻りすぎているので、手が浮いてしまっています。』

 

『トップで左手首を手のひら側に折り(掌屈)、コックをキープできれば、このようにハンドファーストで手元の低いインパクトを作れます。このインパクトの形だと、フェースが閉じて強い球を打てます。』

『う~ん。インパクトのカタチがだいぶ違いますね。』

 

『インパクトの手のカタチをもとに算出した、KAZさんの”つかまり指数”は0です。プロレベルになれば、30くらいになりますがスコア90前後のアマチュアの方は、だいたい0くらいの数値の方が多いですね。』

『そうかぁ。フッカーだから自分では”つかまり指数”は高いもんだと思ってたけど。逆なんですね。最近80台がなかなか出ないのを物語っているような、スイングレベルだなぁ。。。』

オフィシャルハンデ12.1で、70台でもラウンドするKAZさんですが、最近ちょっとゴルフの調子が悪いようです。

 

『反面、体の動きは凄く良いです。体の動きでいえば、レベル4か5くらいなので、手のカタチを練習して身につければ、一気にレベルアップできますよ!』

 

『まず、KAZさんのスイングタイプはFタイプなので、本来なら左手甲が正面を向くフックグリップが合いやすいんですが、今はスクエアグリップになっています。これをスイングスキャンのライブ機能で確認してみましょう。』

KAZさんに普段通りのグリップをしてもらうと、左手の回旋角度は23度でした。これを本来の自然な回旋角度と同じ38度に合わせます。

『そうか~。フックが恐くて、自然とスクエアグリップになってましたわ。画面見ながら合わせると、わかりやすいですね。』

 

『トップで左手首が背屈してクラブがクロスすると、クラブは自然と立って下りてきます。後ろから見るとダウンスイングでクラブは首のあたりを通ってますね。この状態でインパクトしようとすると、、、』

『コックがほどけて、手が浮いた状態のインパクトになってしまいます。』

では、これらの解析結果をもとに、宮川部長にワンポイントレッスンをしてもらいましょう。

 

スイングスキャンレッスン

『まず、スイング中に手と体の位置関係を崩さないように。おへそにグリップエンドをくっつけて体とクラブを同調させながら、テークバックしてみましょう。手でクラブをひょいっと上げてしまうと、体の動きと同調せずに軌道から外れてしまいます。』

『そうですか。縦振りを意識しすぎていたかもしれません。』

 

『ハーフバックまでは体と腕を同調させて、トップでは左手首を背屈しないように掌屈を意識すれば、シャフトクロスが防げてフェースが開きづらくなります。難しいかもしれませんが、やってみましょう。』

今までの癖がいきなり治るなんてことはありませんが、スイングスキャンで体の動きの数値を確認しながら、繰り返し体に覚えこまします。

繰り返すうちに、徐々にダウンスイングの軌道が変わってきました。

 

当初(右画像)は、後ろから見ると首元からクラブが下りていましたが、練習するうちに肩口からクラブが下りてくるようになりました。

インパクト時の姿も一目瞭然。右肩が下がり、手の位置も低くなっています。

 

『違和感はあると思いますが、練習を続けてもらって徐々に身についていけば、”つかまり指数”の数値もあがってきますよ。』

実際、練習してからのKAZさんの”つかまり指数”はにあがっていました。

『お~ホントですね!すぐには難しそうだけど、意識して練習してみます。』

 

最後にドライバーを打つと、、、

スライス気味だった球筋もつかまってきました。ストレートかドローボールの強い弾道になっています。

 

『左に行くのを嫌がっているうちに、自然と逃がすような(フェースを開く)動きが身に付いたのかもしれませんね。FタイプスイングのKAZさんは、手でつかまるカタチを作って、後はどんどん体を使って振っていけばもっと距離も出るし球筋も安定しますよ!』

『なるほど。今までは無意識に手を使い過ぎて調整していたんですね、とりあえずヒンジコックの練習してみます。ど~もでした!』

ということで、もともと70台でラウンドする上級者の方も、いつの間にかスイングの癖のようなものが身について、調子が悪くなってしまうケースも多いようです。癖は最大の武器であり弱点であると言いますが、自分の癖を把握し改良していけば、ゴルフの壁を突破する強力な武器に成りえます。

 

ということで、今回のスペシャルゲストはKAZさんに登場いただきました!ちなみに現場体験主義のKAZさんには、早速スイングスキャン体験の模様を『ゴルフ体験主義』にアップしていただきました。ライブ感あふれる記事、ありがとうございます!

■ゴルフ体験主義『サイエンスフィット』体験記事はこちら

 

さて、新サイエンスフィット日記【スペシャルゲスト登場編】ですが、(いつものことながら)男性が続きましたので、そろそろ女性にも登場いただきたいと思います。次回のゲストはゴルフ業界を縦横無尽に駆け巡る、あの方の登場です!お楽しみに。

 

つづく

コメント

  1. K島 より:

    楽しく拝見しております。Eタイプの人って少ないんですね。 雑感です〜

    1. prgr より:

      K島さん
      コメントありがとうございます!Eタイプの人はサイエンスフィット日記だと少ないのですが、今まで実際にスイングスキャン測定をした結果はFタイプ6:Eタイプ4とのことなので大きな差があるわけでも無いようです。今後はEタイプの方にももっと登場いただき、Eタイプの方に向けた練習方法なども紹介できればと思います。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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