Hole 21  スイングスキャンで弱点克服!

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熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

プロギアで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

サイエンスフィット日記が始まってはや3ヶ月あまり。これまでゴルフダイジェスト・オンライン日経カップなどの企業対抗ゴルフ。100切り選手権などにメンバーが挑戦する模様をお届けしてきましたが、新サイエンスフィットの『新』たる所以が最近疎かになっていましたので、久しぶりにココにお邪魔しました。

ゴルフスイングを科学的に解析して、ゴルファーの上達をサポートするプロギアの直営ゴルフスタジオ『PRGR GINZA EX』です。

新サイエンスフィット日記は、PRGRギンザEXへの新しいスイング解析機の導入とともにリニューアルしました。新しい解析機とは、”Swing Scan(スイング・スキャン)”という、スイング中の体の各部位のデータを詳細に測定できる解析システムです。(詳細は以下動画をご確認くださいませ)

ただスイング・スキャンの導入以来、PRGRギンザEXの予約枠は常に満杯状態でなかなかメンバーの解析レッスンができていませんでしたが、今回はキャンセル枠が出たとのことで久しぶりに日記メンバーがレッスンを受講します。ということで、私もその様子を取材したいと思います。

 

華やかな銀座ガス燈通りの東端にあるビルにPRGRギンザEXはあります。エレベーターで3階に上がり、

扉が開くと、そこはPRGRギンザ EXです。

さらにその正面には、スイング解析ルームが、、、

 

 

どーん!!

 

『うぉっ!!』

 

レベル2ゴルファーを解析

大迫力のフォワードに正面からタックルされるかと思って腰を抜かしてしまいましたが、よく見るとサイエンスフィット日記メンバーのM君です。

背番号2のフッカー、いや、スイングレベル2の100がなかなか切れなかったM君ですが、ショートゲームに磨きをかけて100切りゴルファーの登竜門『100切り選手権』で見事ベストスコアの91を叩き出した、成長著しいメンバーです。

※『100切り選手権』の結果によって、ベストスコアと平均スコアを縮めたM君。平均スコア100切りももうすぐソコまで来ています。

 

 

『スコアは段々よくなっているんですが、ショットがまだ安定しなくて。。。スイング・スキャンでその原因を解析してもらいたいです。』

実はスイング・スキャン未体験だというM君。ちなみに今回解析、レッスンしてくれるのは、PRGRサイエンスフィット直営部門のボス、宮川部長です。

センサーの付いた専用スーツを着用し、スイング・スキャンとセンサーを同期化すれば準備完了です。

※専用スーツは伸縮性があるので、M君のような重戦車ボディーでも着用可能です。

その状態で数発ショット。

さらに、アドレスした状態で両腕を脱力し、自然な腕、手の向きを計測します。

測定結果はリアルタイムでスイング・スキャンの画面上に表示され、そのデータは理想の数値と比較したグラフにしてアウトプットすることができます。

 

『う~ん。。。数字と折れ線グラフじゃ全然わかりません。宮川さん、解説お願いします。』

 

『OK!まずレベル2スイングの壁である”インサイドアウト・アッパーブロー軌道の修得”だけど、ヘッド挙動測定器で計測するとまだちょっとアウトサイドイン軌道になってるね。この原因をスイング・スキャンで確認すると、ダウンスイングからインパクトにかけて胸はきれいに回っているんだけど、腰が回って無いな。インパクトで手が浮いているので、スライスとプッシュアウトが出そうだね。いまの感じだと、レベル3スイングにあとひと息って感じかな。』

めでたく100を切ってレベルアップかと思われたM君ですが、まだちょっと早かったようです。課題を完全克服してから次のレベルに進みましょう。

※見事100切りを果たして幅を利かせているM君ですが、トップアマ(右)と比べたらヒョロヒョロの小物に過ぎない。ということを表したかのような、M君のアバター(左)。

解析画面の数字を読み解き、スイング解析する宮川部長とM君。

よく見たら、、、

その後ろで次の患者さんが待ってます。

 

『じゃぁ、Mのナチュラル・プロネーションを見てみようか。』

”ナチュラル・プロネーション”とは、自然な状態の手、腕の向き(角度)を測定したものです。この数値は骨格や筋肉のつき方によって人それぞれなのですが、自然な手、腕の向きに合わせてアドレスしたほうがスムーズにスイングできます。

そしてスイング・スキャンを使用したサイエンスフィットでは、ナチュラル・プロネーションを基にスイングタイプを3つに分けております。

自然にアドレスした手の甲が体の横を向く人(30度未満)をEタイプ。手の甲が体の正面を向く人(36度以上)をFタイプ。その中間の人(30度~35度)を中間タイプとして、それぞれのタイプに合わせたレッスンをおこないます。

 

『Mは手の甲が46度なので、Fタイプだな。言うなればフックグリップがMにとって自然な形。アドレスの段階でフェースはしっかり閉じているので、無理にフェースの開閉をおこなわず、体の回転でクラブを振っていくのが理想だね。』

F(フレクション)タイプは、体の回転でボールをつかまえ、E(エクステンション)タイプは腕の回旋でボールをつかまえます。逆の動きをすると、ボールがつかまりすぎてフックが強くなったり、タイミングが合わずプッシュアウトが出てしまうことがあるようです。

ちなみに、サイエンスフィット日記メンバーのスイングタイプは以下の通り。

あらためてM君のナチュラル・プロネーションの画像を見てみると、

手の甲が思いっきり正面を向いていますね。ということで、宮川部長にはFタイプレッスンをしてもらいましょう。

 

『Fタイプの人がアウトサイドイン軌道を修正するには、右手1本でクラブを振る練習をしてみると良いよ。こんな感じにフェースを返さず体の回転で振るんだ。』

M君もやってみます。右手一本で振ろうとすると、自然にオンプレーンスイングになります。

 

『あとは、ダウンスイングで手首のタメが無くフリップしているから、ダウンスイングで右手を背屈(手の甲側に手首を折る)することを覚えよう。』

ムム。難しい用語が出て来ましたが、ダウンスイングの始動を手からスタートしていることが問題のようです。

このような手の形を作ったら、

あとは体を回転させると、自然と手があとからついてきてクラブが振り下ろされるとのこと。

やってみましょう。

今まで手を使ってボールを打っていたのでなかなか難しそうです。

胸、腰を左に回転させて、手とクラブはあとからついてくるイメージ。

 

『タメを感じながらスイングするなら、コレで練習してみな。』

そう言って手渡されたのはおなじみのスイング矯正練習器具、フレループです。

 

『おお!今までのスイングの感じで振ると、ダウンスイングでクラブがぐにゅっとが動くような、凄い違和感があります。』

 

『なるべくフェースを開閉せずに体で振る。というのをフレループで体に覚えさせよう。余計な開閉が無くなるとスイング中も違和感が無くなるから。ちなみにフレループはプロギアの直営店でも取り扱いを始めたからね、買っていけば?』

 

『買います!今度の社内コンペに向けて、コレで練習します。』

即効お買い上げ、ありがとうございます。さすが宮川部長。サイエンスフィットのキャンセル枠の穴を、見事練習器具の販売で埋めました。

お次のお客様、どうぞ~!

 

レベル3ゴルファーのピンチ

 

『すいません、よろしくお願いいたします。』

続いて登場したのは、スイングレベル3のK君。春先は絶好調でいよいよ70台が出るか!と期待させたK君ですが、最近また低調期に突入しているようです。

 

『突然出るフックに悩んでまして、実は先日のラウンドで103打っちゃいました。。。気が付けばまたスイング迷路に入り込んでまして、アドバイスをお願いいたします。』

ちょっとレッスンの間が空くと不調の波がやって来るK君。最新情報をしっかりインプットしてパーソナルデータも修正させていただきました。

数ヶ月前はハーフベストの36を出して喜んでいたはずが、平均スコアが徐々に100に近づいてきました。もう、すぐ後ろにM君の足音が聞こえています。

まずはK君に数発打ってもらいましたが、見た目だけではわかりません。スイングの微小な歪みをも明らかにするスイング・スキャンで測定してみましょう。

 

『宮川さん、説明プリーズ。』

 

『Kのナチュラル・プロネーションは”中間タイプ”だけど、体の回転でボールをつかまえるFタイプスイングを練習中だから、ダウンスイングでボールをつかまえようとする動きがちょっと違うね。結果的にインパクトで上体が起き上がって、手も浮いている。』

※スイング・スキャン画面上に現れたK君のアバター。上体が起き上がってます。

K君のダウンスイングを再現する宮川部長。この状態でインパクトを迎えると、左に引っ掛けるか、

手が浮き上がってプッシュアウトになります。K君のインパクトを再現する宮川部長と、それを見てちょっと引くK君。

 

『体の回転でボールをつかまえるFタイプスイングの場合、ダウンスイングでは右手を脱力させて真下に落とすイメージで。』

『そこから体を積極的にまわして、インパクトに向けて手は仕事をしない。体の動きにクラブは自然についてくるから。』

K君もやってみましょう。トップから右手の力を抜いて、

落とす。

ボールを持ちながら、もう1回。持ち上げたボールを、

手のひらに乗せた状態で、下に落とす。

あれ?

このポーズどこかで、、、

 

 

そうだ!サイエンスフィット日記のLINEスタンプにある、このポーズです。画像ファイルでこの画像を見つけて、何の場面だったかわからなかったけど、適当(適切)なセリフをつけてスタンプにしたのを思い出しました。どうやらこのポーズは、Fタイプスイングの人のダウンスイングをイメージしたポーズだったようです。

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この動きを理解したところで、もう一度。ボールを上持ち上げて、

手のひらに乗せて右手を下におろす。

あとは体を左に回転させて、その勢いでボールを前方に放り投げる。

これがFタイプスイングの右手の使い方のイメージです。

 

『このイメージは全くありませんでした。でもこれだとボールが右に行きそうじゃないですか?以前、Fのレッスンでボールを真下に投げつける。というのがあったので、それを参考にして振ってました。』

たしかに、以前こんなレッスンがありました。

 

『そうだね。あれは、Eタイプスイング(腕の回旋でボールをつかまえる)のFに向けたレッスンだったんだ。スイングタイプによってレッスン内容や目的が異なるので、他人へのレッスン内容を鵜呑みにしちゃダメだよ。』

なるほど。スイングタイプやレベルによって取り組む課題やレッスン内容は異なるので、なんでもかんでも丸呑みにしてるとK君みたいにこんがらがってしまいますので要注意です。

 

『あとは、フレループを使ってスイングを覚えるのもいいよ。ヘッドに重みがあって、クラブの動きも大袈裟にわかるから体に覚えさせるのに有効なんだ。』

こんな風に振って、クラブがギューンと自然に動く感じを体感します。

同じ練習器具でも、レッスン内容、目的によってM君とは使い方が異なるようです。

 

『ちなみにこのフレループのNEWモデルは32インチのショートタイプだから、家の中でも練習できて好評だよ。』

 

『何か先っちょのボール部分が普通のと違って大きいですね。家の中で練習できるのは確かにいいかも、、、』

さっそくフレループショートを使って練習してみます。

そのあとにショットしてみると、、、

最初のスイングに比べて、上体の起き上がりが抑えられていて体も回っています。

 

『これいいですね、、、買います!』

さすが宮川部長。キャンセル枠から一転、フレループを2本販売することに成功しました。

 

『もうすぐ恒例の社内コンペがありますので、それに向けて一生懸命練習したいと思います。今度のコンペでは何としても上位に入らないといけないので、頑張ります!』

最近目標を失いかけていたK君ですが、次の目標は社内コンペで上位入賞することのようです。スイング・スキャンとフレループで練習を続けて見事上位入賞なるか!?

 

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スイング・スキャン導入施設のご案内

 

『ところで宮川さん、確かにスイング・スキャンは通常では見えないスイングや体の動きがわかってすごく効果的ですけど、予約が一杯でなかなか受講できないってのが問題ですよね。Kもまた間があけば、スイング迷路に入っちゃいそうだし。』

 

『そうだよね。お客様にも迷惑をかけてるんで、他の店舗にもスイング・スキャンを導入したんだ。サイエンスフィット日記メンバーをぜひ連れて行ってあげてよ!』

なんと、PRGRギンザEX独自のスイング解析機と思いきや、別の直営スタジオでもスイング・スキャンを導入済みとのことです。さすが宮川部長、イケる!と思ったときの攻めのスピード感が尋常ではありません。

ということで、PRGRギンザEX以外では、PRGRギンザ、PRGRアカサカでもスイング・スキャンを使ったサイエンスフィットが受講可能です(PRGRナゴヤも近日導入予定)。ゴルフのレベルアップを目指される方は、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。※施設によって料金等異なります。詳しくは各店舗情報をご確認くださいませ。

 

■PRGR GINZAについて詳しくはこちら

 

■PRGR AKASAKAについて詳しくはこちら

 

つづく

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