Hole241 熱闘再び!日経カップ2022編②

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熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRの公式ブログ担当Nと申します。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく、真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、・サイエンスフィット日記。

 

さあ、ついにやってきました。日経カップ予選のスタートホール!

待ちに待ったこの瞬間、体感的には半年以上かかったような気がします。

*本記事は2022年8月に開催された日経カップ予選の模様をほぼリアルにお届けしておりますが、掲載が遅くなりましたことを心よりお詫び申し上げます。

 

スタートの順番を待つプロギアチームのS常務とH君。

ともに初めての日経カップ出場なので、緊張するなという方が無茶です。

 

S常務
S常務
ふう。なんかふわふわしてきたよ。俺たち何とか前半はこれくらいの数字で回りたいよな。

 

そう言うS常務のロッカー番号がこちら。

 

H君
H君
うわっ!縁起わるっ。

 

S常務の目標スコアは100切りですが、予選突破に向けて責任重大のH君の目標は80台後半。前半はせめて44くらいでラウンドしたいところです。

今まで何度となく見てきた1番ホールのこの風景。

みらいグリーンなので407ヤードのミドルホールです。

左サイドがOBなので右に打ち出す選手が多いのですが、右の林につかまるとセカンドでグリーンが狙えません。フェアウェイ左サイドに勇気のショットを打てるかが勝負の分かれ目ですが、緊張するスタートホールなので今まで数多くの選手がここで痛い目に遭ってきました。

※筑波カントリークラブホームページより転載

日経選手の実力。

さあいよいよプロギアチーム、H君の出番です。

ルール説明を聞いて、

ホールロケーションシートをもらい、

 

S常務
S常務
よし!頑張れ!

 

 

H君
H君
はい!行ってきます!

 

いよいよ出番です!

緊張の日経カップ初打席。

\バシッ!/

 

S常務
S常務
うおおっ!

 

これはフェアウェイ左サイドの木をすれすれに抜けていくナイスショット!

勇気あるショットで見事にベストポジションに運びました。さすが強心臓を持った男です。

 

H君
H君
お先です!

 

第一関門を突破し、意気揚々とスタートしていくH君。

さあ、次はいよいよS常務の出番です。

 

日経選手の実力発揮!

まずは同組の皆さんとキャディさんに挨拶し、

神妙な面持ちでルール説明を聞くS常務。

ボールを確認して、

自分の順番を待ちます。

 

N
いよいよですね。ご安全に!

 

S常務
S常務
N!ま、まずいぞ。体中がふわふわして力が入らない。俺はいま何をすればいいのかわからない。

 

急激にS常務を襲う緊張感。初めての競技、まわりはハイレベルな競技ゴルファー。自分の一打がチームの運命を握る団体戦。取り囲む多くのギャラリー、向けられるカメラ。自律神経がやられ、思考回路もショートしてます。

 

続いて、株式会社プロギア、S選手。

 

そんななか、無情にもスタートコールがなされ、強ばった表情を向けながらティーイングエリアに向かうS常務。

すると、

 

『S常務頑張ってください!応援してます!』

 

S常務
S常務
ん!?・・・あっ!

 

S常務
S常務
・・・あっ!

 

その時、S常務の耳には新型コロナ感染で無念の出場辞退となったS先輩の声が、そしてS常務の目にはベストルートに浮かぶS先輩の顔が見えたはずです。

 

S常務
S常務
よし!行くぞ、S!!

 

失われていた力が甦り、力強い足取りでアドレスするS常務。全身に漲るパワー、もう迷いはありません。

 

行きます!

\ぴちん!/

 

\コン/

 

ヘッドスピード48m/sのフルスイングから生まれた引っ掛けチョロは、運悪く木に当たってOBゾーンに転がっていきました。

これ以上ない豪快なミスショットにかなり落ち込むS常務。かける言葉がみつかりません。

 

S常務
S常務
ざ、ざんていきゅううちます。

フラフラになりながら、打ち直しの3打目。

\ぽちん!/

 

これまた豪快なチョロですが、これは何とかラフで止まりました。2打席合計の推定飛距離60ヤード。カロリーの無駄遣い。

本日出場している選手の中で一番下手な選手であることをギャラリーの皆さまに露呈し、想像していた以上の最悪なスタートとなったS常務。

 

N
いってらっしゃい!どうか、どうかご無事で!

 

S常務
S常務
ううう・・・

 

苦悶の表情を見せながらティーオフするS常務。願わくば周りの選手の迷惑にだけはならないように頑張って欲しいところです。

一方、インスタート10番ホールでもY選手、Eくんがスタート。

Eくんから送られてきた動画を見る限り、Y選手は完璧なティーショットでスタートしていったようです。こちらは実力者のふたりなので安心です。

では、引き続き9番ホールでH君、S常務が上がってくるのを待ち続けることにします。

 

前半9ホール、最後の戦い。

アウトコースの最終9番ホールはロングホールです。

距離は493ヤードと短く2オンも可能ですが、グリーン手前に大きな池があり戦略性を高めています。

※筑波カントリークラブホームページより転載

2打目を安全に刻んでもグリーンは縦に細長い砲台グリーンで、グリーンを外すと難しいアプローチが待っています。いかに3打目のショートアイアンで正確なショットが打てるかというのがポイントでしょう。

 

ー1時間30分後ー

 

お!H君の組が見えてきました。

どうやらH君は2打目を安全に刻み、フェアウェイのベストポジションからグリーンを狙うようです。いいぞ!頑張れ!

 

さあ、H君のピンまで残り110ヤードの3打目は、

あっと、これはショートしてバンカーにつかまってしまったようです。

嫌な距離のバンカーショットはグリーンをオーバーして奥の斜面へ。これはピンチです。

だが、奥の傾斜から見事ピンに寄せました。

そしてこれを1パットで決めてナイスボギー。ピンチを切り抜けました。

日経カップ初出場のH君、前半の結果はどうだったのか。気になるところです。

 

日経選手の意地と根性。

続いてS常務の組もやってきました。

お!なんとS常務がティーショットを一番飛ばして、フェアウェイの絶好の位置にいます。

 

ここからだとグリーンエッジまで200ヤードほど。2オンも狙えそうですがS常務の選択は、

ウェッジで100ヤードほど打ちました。どうやら3打目勝負に賭けるようです。これは100切り選手権で成功した、徹底したリスク回避マネージメントです。

さあ、勝負の3打目。残りはグリーンエッジまで100ヤード、ピンまでは120ヤード。

これは、

ちょっと引っかけてグリーン左のラフ。

アプローチが大の苦手のS常務ですが、このアプローチをどう切り抜けるのか。

 

おお!100切り選手権で決まりまくった佐久間師範直伝の必殺アプローチが炸裂。何とかグリーンに乗せました。

これを、

2パットで決めて見事にボギーを獲りました!

アウトコースの初出場組は無事に前半9ホールを終了。続いてインコースの最終18番にY選手とEくんの様子を見に行きたいと思います。

ん?なんだか空模様が怪しくなってきました。

 

日経カップ2022編、次回いよいよ決着!

お楽しみに。

コメント

  1. カズさん より:

    ぴちん
    コン
    で食べてた朝食を喉に詰まらせました。
    地上に一人取り残されたような心境なのでしょう。
    痛いほど分かります。

    1. prgr より:

      カズさんさん
      コメントありがとうございます!あのぼっち感は経験した人間にしかわからない世界ですよね。S常務の長い1日がはじまります(^_^)

  2. けつかち より:

    ぴちん

    ぽちん

    頑張れS常務!頑張れチームPRGR!!

    1. prgr より:

      けつかちさん
      コメントありがとうございます!自分の力いっぱいのショットがまったく前に進まず苦境に立たされるS常務の長い1日がはじまりました(^_^)

  3. JAL より:

    S常務、負けないで頑張れ!応援します!

    1. prgr より:

      JALさん
      コメントありがとうございます!ここをはすでに折れていますが、ここからが勝負。逃げずにとことん戦います(^_^)

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