PartⅢ.14『日経カップ予選/前日編』

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皆さま、こんにちは。

プロギアで販売促進を担当しているNです。

 

PRGRの新しい直営レッスンスタジオ『PRGR GINZA EX』に通って本気で上達を目指すゴルファーを紹介する(ほぼ)リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記。

第3部では”競技に挑戦”をテーマに新たなメンバーを迎え、サイエンスフィットで腕を磨き、さまざまな競技にチャレンジしていく模様をレポートしております。特に、企業対抗ゴルフの最高峰『日経カップ・企業対抗ゴルフ2018』に挑戦するプロギアチームの奮闘を中心にお届けしています。

 

遂に日経カップの予選大会の前日となりました。今回は翌日に試合を控えた選手の模様をレポートします。

 

予選大会日程

ちなみに日経カップは予選を4日程に分けて開催し、各日程に40社がエントリーしております。そして各日程上位7社が決勝大会に進出し、予選を勝ち上がった28社と前年大会上位でシード権を持つ10社の合計38社が実業団ゴルフ日本一を競うこととなります。

プロギアチームは過去、決勝大会でシードを持つほどの強豪だったのですが、ここ数年は予選通過にあと一歩足りない状態です。

 

今回プロギアチームがエントリーしたのはB日程の8月12日(日)。例年予選通過ラインのスコアのハードルが一番低いのはD日程なのですが、この日程は所属コースのクラブ対抗選手権と被るようで、クラブチャンピオンを目指す選手のいる強豪チームはD日程を避ける傾向にあるようです。B日程、C日程は夏休み期間中なので必然的にD日程を避けた強豪チームはA日程にエントリーが集中するので、A日程の予選通過ラインは高まる傾向にあります。ということでプロギアチームが選択したのは夏休みど真ん中のB日程。これが吉とでるか、凶とでるか!?

 

■日経カップ予選大会、過去データに基づく傾向と対策とプロギアチームの屈辱の軌跡

 

大会を直前に控え、プロギアスタッフの前で予選通過の決意表明をするプロギアチームNキャプテン。

スタッフからの大きな声援とプレッシャーを一身に浴びております。

 

 

 

出場選手集合

■8月11日・千葉県某所

いよいよ大会を翌日に控え、名古屋から合流のM選手、Y山選手を加えたプロギアチームの6名は千葉県の某ゴルフ場に集合しました。ここのドライビングレンジ、アプローチ練習場をお借りし、最終調整をおこなうこととしました。

 

と、気合漲る後頭部を発見。

 

プロギアチーム浮沈のカギを握る男、S選手です。

大事な商談、ゴルフの試合、子どもの入学式などには必ず頭を丸めて臨むというS選手。

今日も予選大会を前に午前中に行きつけの理髪店でバリカンをあててきました。ここのところ試合続きなのでどこをどう丸めたのかわかりませんが、とにかく気合が入っています。

 

ちなみに最終調整として行った4日前のラウンドは大雨。最後の武者修行で臨んだ3日前のGDOアマブロック決勝は台風のため中止。という、夏の芝枯れで困っているゴルフ場を助けるような存在です。

 

 

 

前日練習・最終チェック

午後のドライビングレンジにはほとんどお客様もおらず、選手は一心不乱に球を打ち、お互いのショットをビデオ撮影してスイングチェックを繰り返しております。

長く続いた猛暑日もやや落ち着いて今日は曇り空。練習するにはもってこいのコンディションです。

決戦の場、筑波カントリークラブのフルバックを制するには、フェアウェイウッドの精度をあげることが重要。Nキャプテンはフェアウェイウッドの調整に余念がありません。

ドローボールが持ち球のエースY選手は、左端打席から目標に向けてアドレス、スタンスチェックを入念におこなっています。ナイスショットをしても目標がずれていたら、グリーンをはずしてしまいます。試合慣れした選手ならではの調整方法です。

最年少F選手は直前の練習ラウンドで106を叩いたので補欠です。でも、もしレギュラー選手2人が当日体調不良に陥った場合は試合に出なければいけません。万が一のその時に向け、フレループを振り続けています。

そして今日のS選手の顔に笑顔はありません。本当は過去最高レベルのショットマットに出会い、飛び上がって喜びたいマットの帝王ですがグッと堪えています。明日の試合で悲願を達成するまで、笑顔はお預けです。

チーム最年長M選手もドライバーをブンブン振っています。

M選手 『おー、ええね。明日はこれにしよっかな。

本番直前にエースドライバーを決めるという、この自由さがM選手のゴルフの強さの秘訣です。

 

スコアメークに直結するアプローチ練習にもじっくり時間をかけています。芝生のうえから打てることの喜びを噛み締めながら、日が暮れるまで練習を続けるプロギアチームでした。

 

決起集会

日も暮れて宿泊施設にチェックインしたプロギアチームは、近くの定食屋でささやかながら決起集会をおこなうこととしました。

 

集合場所のロビーに向かうエレベーターの中でもスイングチェックを欠かさない選手。防犯カメラにすべて映っています。

スイングチェックをせずに、明日のスタートホールのティーショットのことを考えてソワソワする選手。防犯カメラにすべて映っています。

 

決起集会は、コーラで乾杯して軽めのメニューをオーダーします。昔は試合の前日は焼肉食べてスタミナつけてビールで乾杯!とやっていましたが、『試合の前の日に肉を食べると消化するために内臓が疲れてしまって、翌日思うようなパフォーマンスが出せない。』と原江里菜プロが言っていたのを教訓に、消化の良い食事を腹八分目でとるようにしています。

 

M選手 『しかし、今回の日経カップはサイエンスフィット日記の効果で社内外の注目度も高いし、絶対予選通過せんといかんね。俺もアンダーで回るもんで、みんなで頑張ろうや!』

チーム最年長、レジェンドM選手の締めのことばで決起集会は終了。

時刻は20時30分。明日の朝は早いので今日の疲れを明日に残さず、早めに床につきます。

 

宿泊施設までの岐路、明日のスタートホールのティーショットのことを考えているうちに気持ち悪くなってきたS選手を同期のNキャプテン、Y選手がやさしく励まします。

選手が練習する姿を見てたら、さらにゴルフ熱が高まってきたS常務。インパクトスナップ打法のチェックを繰り返し行っています。熱帯夜から開放され、涼しさを増した夜風にあたりながらも、S常務のゴルフ熱は冷める気配がありません。

 

 

決戦の朝

■8月12日 AM5:40 茨城県某所

独特の緊張感を持ちながら、選手がロビーに集結しました。皆、口数は少なめです。

 

本日の天候は曇り。

 

超絶嵐を呼ぶ雨男のS選手、容赦ない灼熱男のNキャプテンを擁すプロギアチームですが、最後にゴルフの神様は日経カップ出場チームに最高の気候を与えてくれました。

 

遂にサイエンスフィット日記、第3部の山場を迎えようとしております。

 

次回、日経カップ予選大会前半編につづく

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