PartⅢ.8『代表選手紹介⑥ F選手』

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皆さま、こんにちは。

プロギアで販売促進を担当しているNです。

 

PRGRの新しい直営レッスンスタジオ『PRGR GINZA EX』に通って本気で上達を目指すゴルファーを紹介する(ほぼ)リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記。

第3部では”競技に挑戦”をテーマに新たなメンバーを迎え、サイエンスフィットで腕を磨き、さまざまな競技にチャレンジしていく模様をレポートしております。特に、企業対抗ゴルフの最高峰『日経カップ・企業対抗ゴルフ2018』に挑戦するプロギアチームの奮闘を中心にお届けいたします。

 

そして今回も日経カップ代表メンバーを紹介します。

 

 

代表選手⑥・F選手

プロギアチーム最後の紹介は、サイエンスフィット日記のメンバーとしてもお馴染みのF君ことF選手です。

サイエンスフィット日記第2部の主要メンバーであったF選手ですが、登場当時はそのスイングに世界が驚愕しました。

F君初登場の模様はこちら

 

世界が驚愕したという、F選手の1年前のスイングがこちら。

 

どこから手をつけたら良いかわからない状態から、サイエンスフィット統括部宮川部長とPRGR GINZA EXで10ヶ月に渡る改造手術を経て、見事日経カップ代表選手の座を掴み取ったのです。

日経カップ代表選手選考会の結果はこちら

 

もともとは日経カップへの出場規定年齢(30歳)に満たないということで選考会にもお豆参加だったのですが、結果的に規定年齢の満30歳をクリアしていることが判り、史上最年少でプロギアの代表選手になったF選手。この結果には周囲の誰よりも、本人自身が一番驚いたのでした。

※代表選手に滑り込んだF君。戸惑いの表情が隠せません。

 

福井の大自然(田んぼ)の中でゴルフを覚えたF選手。競技経験もほとんど無い若輩者ですが、歴戦のツワモノが揃う日本最高峰の実業団ゴルフ大会で、果たして結果を出せるのでしょうか?まだまだ改造手術中のF君は、いつも通りPRGR GINZA EXに足を運びスイング改造の完成を目指します。果たして日経カップに間に合うのか!?

 

 

PRGR GINZA EXでスイング解析

■東京・銀座

いつも笑顔のF選手がPRGR GINZA EXに登場。

今年の夏はとにかく暑い!店舗入り口ですでにサウナを3セットやってきたような汗と疲労の色を滲ませるF選手。

 

 

まずは4Dモーションの高精度センサーを体の各部位に取り付け詳細な体の動きを計測します。

 

さっそくスイング解析スタート!

 

1年前のスイングに比べ、幾分なめらかになったような気がしますが、相変わらずクセ強めのスイングです。

宮川部長からは劇的な進化を遂げている。と太鼓判を押してもらっていたのですが、どこがどう変わったのか。詳細な解析をおこないました。

※4球打って、もう全身から汗があふれ出ています。F選手にとってはつらい季節。本来ならシーズンオフです。

 

●弾道測定:たしかにまっすぐ飛んで、距離も出ています。でもこれはあくまで結果ですので、スイングの詳細をより掘り下げて行きたいと思います。

 

●ヘッド挙動:インパクト前後のヘッドの軌道、フェースの向き、打点等を計測。

スイングマップでは結構きつめのAゾーン(インサイドアウト・アッパーブロー軌道)でした。ちなみにレッスン開始当時を赤丸、現在を青丸で表しています。

インサイドアウトの度合い、アッパーの度合いが大きく、ヘッドスピードを効率的に初速に変えられるので飛ぶけど、曲がりも大きい。というやや危険水域のスイングポジション(青丸)です。ちなみにレッスン開始当時(赤丸)は理想的なポジションでしたがそれ以外の部分が最悪で、ヘッドスピードも38m/sくらいだったので一概に比較はできません。

ではそれ以外の部分も見ていきたいと思います。

 

●シャフト挙動:スイング中のタメを表すアンコック角(プロレベルは130°以上、アベレージゴルファーは100°以下)は108°です。レッスン当時は90°だったので、やや改善しています。ただし振り遅れを表す減速タイミング(プロレベルは30%以上、アベレージゴルファは20%未満)は10.7%で、レッスン当初とあまり変わりません。タメが少なめで振り遅れ気味のスイングということになります。

 

そしてPRGR GINZA EXの解析のキモでもある4Dモーション(動作解析)へ。体の各部位の詳細な動きを数値化することにより、今まで見えなかったコトが見えてきます。

 

その数値をグラフ化した結果が以下の通り。青い線がF選手で、黄色い線が比較用のプラスハンデのトップアマ、そして赤い線がレッスン開始当時去年10月のF君のグラフです。

●腕の回旋:腕の回旋はトップアマの動きに近づいています。レッスン開始当時はへんてこな動きをしており、インパクトではアドレス時と50度の差があるので、強烈に腕が振り遅れています。

 

●手首の張り:トップアマに比べて手首の動きが極端ですが、これはもともと手首を固めすぎていたため体が異常な動きをしてしまっていたので、それを改善するためにあえて手を使うように指導したという宮川部長のリハビリの賜物です

 

●骨盤移動(左右):ゴルフの動きの土台となる骨盤の動き。以前はテークバックで左に傾いた骨盤が、インパクトにかけて強烈に右に移動していました。リバースピポッド、ぎったんばっこんです。最近は動きは大きいものの、ほぼ理想に近づいています。

 

●骨盤移動(前後):トップアマと大きく違うのは、トップアマはインパクトにかけてどんどん骨盤が後ろに移動しているが、F選手は一瞬腰が前に飛び出してから後ろに移動しています。ちなみに以前はインパクトにかけて腰が前に飛び出してました。

 

F選手の現在の自分自身の課題は、ドライバーがあたらない。アイアンがシャンクするというものです。

代表選手でありながらいまさらこの課題は不安しかありませんが、宮川部長も『Fの面倒は俺が見る!』と決めたからにはしっかりと調整をおこない、日経カップに送り出してやりたいところです。

 

F選手はもともと左へのミスを嫌うあまり、様々なレッスン情報をインプットしてテークバックで手とフェースの動きを固めすぎた結果、2段モーションで体がジャンプするというへんてこスイング(見た目はイップス)に辿り着いたのでした。

10ヶ月に渡る宮川部長からのマンツーマン解析、レッスンによって、スイング中の動作は驚くほど変化しています。この土台ができたことによって見事代表選手に昇りつめることができたのだと思います。ただし、試合で戦っていくにはまだまだスイングレベル、練習量が圧倒的に足りていません。

※F選手の状態を心配して顔を出したNキャプテンとともに解析結果を聞き入るF選手。進路指導の3者面談のようです。F選手の成績を見る親代わりのNキャプテンの顔に笑顔はありません。

 

 

 

Nキャプテン 『F、どう練習してる?』

F選手 『・・・。あまり、できていないです。』

Nキャプテン 『そうか、今新商品の発売で忙しいしな。。。でも、そんな状況でも俺らは結果を出さないといけないんだよな。選手になりたくてもなれなかった人の分も、会社で応援してくれてる人も分も、もちろん仕事を完璧におこなったうえでね。』

F選手 『・・・。』

チームを思うNキャプテンの言葉に、F選手の顔つきが変わりました。

今まであまり意識したことは無かったが、団体戦というのは普段の個人プレーとしてのゴルフでなく、仲間、同僚、先輩、会社を背負って戦うものだということをあらためて認識したF選手なのでした。(できればこのブログを背負っていることも認識していただきたい。)

 

日経カップという日本最高峰の実業団ゴルフ大会に出場するのは、仕事もゴルフもバリバリのビジネスマンばかりです。さらに会社をあげてチームを応援し、その熱気たるや都市対抗野球に肩を並べるレベルだと思います。その中で結果を出すには個人のスキルというよりチームとしての総合力、企業としての団結力が必要不可欠です。チーム平均スコアが80台後半という弱小プロギアチームが強豪企業にジャイアントキリングを果たすため、F選手はじめ、各選手がさらなるレベルアップを目指します。

 

最後にインパクト直前に腰が前に飛び出る動きを抑えるために、骨盤の動きについて再度宮川部長のレッスンを受けます。

 

実績も実力も無いF選手がどこまで日経カップで戦えるのか。

他の先輩選手の取り組みに対して自分の意識と練習がいかに足りてなかったかを痛感し、その遅れを取り戻すべく、ひたすら冷房の効いたPRGR GINZA EXで練習を続けます。

 

(この猛暑のなかで、こいつゴルフできるのかなぁ。。。)

 

 

ゴルフ上級者もGINZA EXを訪れるのは、詳細な解析により自分では気付かない、目には見えないスイングのほころび、課題が見つけられるからです。上級者になるとその課題への対応も自分でおこなえるのですが、そのキズキを与えられるのがサイエンスフィット、PRGR GINZA EX(冷暖房完備)です。

 

日経カップ企業対抗ゴルフ、プロギアチームの活躍にどうぞご期待ください!

 

次回へつづく。

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