【第2部 Vol29】絶対に倒さないといけない二人!!

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皆さま、こんにちは。

プロギアで販売促進を担当しているNです。

 

PRGRの新しい直営レッスンスタジオ『PRGR GINZA EX』に通って本気で上達を目指すゴルファーを紹介する(ほぼ)リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記。第2部ではPRGRの若き3名の男性スタッフと1名の女性スタッフをモデルとしてとりあげ、上達への道のりをレポートしております。

 

シーズンオフはスイング改造に取り組んだり、ゴルフ場での実戦レッスン、『サイエンスフィット・アカデミー/ショートゲーム克服レッスン』を受講したりと、春に向け練習を重ねてきたサイエンスフィット日記メインメンバー、PRGR営業マンのK君。

 

いよいよ4月に入りゴルフシーズンに突入するとともに、PRGR契約の小平智プロのマスターズでの活躍を見て、俄然ゴルフに対するモチベーションが高まっているようです。

■2017年12月RSカップスペシャルラウンドにて

小平プロのショットを見守りながら、彼ならマスターズに出場し必ず活躍するはず。と信じて疑わなかったK君。

 

 

K君 『Nさん、暖かくなってゴルフするには最高のシーズンになりましたね。小平プロの活躍を見てると居ても立ってもいられません。冬場の練習の成果をゴルフ場で見せたいので、ゴルフに行きませんか?ゴルフ場とその他のメンバーはすでに段取りしてますので。』

 

いつになく積極的なK君。

ちょうどジャパンゴルフフェアで休日出勤した代休があったので、お休みもらって私もゴルフに同行することとしました。

 

 

■4月上旬 千葉県市原市

ラウンドするのは南市原ゴルフクラブ。フラットでのびのびとプレーできるホールとティーショットでプレッシャーのかかるホールがある二面性を持った丘陵コース。

K君も過去ラウンド経験があり、勝手知ったるゴルフ場です。

 

N 『おはよう。このゴルフ場久しぶりだな。ところで、今日は誰とラウンドするの?』

K君 『いよいよ僕のスイング改造も完成に近づいてきています。今日はその新スイングで絶対に倒さなければならない2人をやっつけるために、来月行われる大事な試合の会場でもあるこのゴルフ場でのラウンドを企画しました。』

 

 

答えになっていませんが、並々ならぬ気迫と自信を感じます。

小平プロの大活躍がよほどの刺激になったのでしょうか?自分まで上手くなったような気になっていて、嫌な予感がします。

 

 

絶対に負けられないライバル登場

 

K君が熱心に練習場で新スイングのチェックをしていると、、、

 

 

 

ドヤッ!!

にやついたおじさんがカメラを意識しながら登場してきました。

 

当ブログ2回目の登場。元PRGRの営業マンで現在は他業界に転職し活躍中のG君。K君の先輩にあたります。

※写真うつりとブログ掲載を意識してビシっと髪型を決めて、ゾリッと髭を剃りこんできたG君。気合が入ってます。

 

再会を祝してがっちり握手。前回のラウンドでは大差で敗北したK君ですが、今回こそ生まれ変わった姿をG先輩に見せ付けてやるのです。

 

■前回対決の様子

※昨年10月の対決では76対96で20打差つけられての完敗。ラウンド後のG先輩の独演会を寝ながら聞くK君。

 

 

と、そこへ新たなる人物が、、、

 

ばーん!!!

 

誰ですか?

 

『・・・おはよう。Sです。』

 

どうやらPRGR営業マンのS先輩のようです。花粉にすべての粘膜をやられてるなか、K君に花粉満載のゴルフ場に呼び出れてしまいました。

K君の営業の師匠であり、ライバルでもあるS先輩。ゴルフにおいてもK君にとっては絶対に超えたい壁なのです。

 

■前回対決の様子

※昨年9月の対決では97対103で惜敗。その後もS先輩とは100前後をうろつく僅差の名勝負を繰り広げてますが、なかなか勝てません。

 

K君 『実は、今年の企業対抗ゴルフ選手権のプロギア代表選手予選会が5月にこのゴルフ場でおこなわれることが決まりました。去年は屈辱の最下位で選手の座を逃しましたが、今年こそ、1年掛けてサイエンスフィットで取り組んだ成果をだして代表選手の座を掴み取りたいと考えております。』

 

K君 『特にS先輩については代表選手最後の枠を争うことになりそうなので、今日完膚なきままに叩きのめしておきたいと思います。ちなみにG先輩は企業対抗とは関係ありませんが、いつまでも負けっぱなしというわけにはいきません。今日こそ20打差つけて勝ちます!』

 

K君 『あと、、、Nさんも企業対抗代表選考会にエントリーしているのを知ってますので、ついでにNさんにもがっつり引導渡してあげたいと思います。』

N 『・・・。』

 

プロギアの企業対抗選手選考会の練習ラウンドを兼ねた、K君の1年に及ぶリベンジ劇の幕開けです。

今日のラウンドでライバル2人+1を倒し、代表権獲得の布石となるのでしょうか?

 

各選手ショット解析

そんなK君のスイング。

トップでシャフトがクロスし、インパクトでは腰と手が浮き上がってプッシュアウトを連発していたK君。新スイングではリッキーファウラーばりの低いトップと小平プロをイメージしたオンプレーンスイングに取り組んでいます。

ライバルもK君の新スイングが気になる様子。

 

 

 

かたや、G先輩のスイング。

185cmの長身からは想像もできないコンパクトなトップとインパクトでの手の位置の低さ。

まったく曲がらない球筋にK君も関心しきりです。

 

そしてS先輩のショット。

30年近くに及ぶ試打会キャリアで身につけたスイングはまさに練習場プロ、マットの帝王と呼ぶにふさわしい風格です。

が、K君は特に興味が無いようです。

 

 

パッティンググリーンでも相手の動向が気になる様子。楽しいゴルフから競技会の雰囲気になってきました。

 

 

 

絶対に負けられないラウンドスタート

 

そしていよいよラウンドスタート。

選考会を想定して、本日はフルバックからのラウンド。

スタートホールは430ヤードのミドル。ややアゲインストのシビアな状況です。

 

オナーはK君。

小平プロの飛んで曲がらないドライバーショットを彷彿とする見事なティーショット!260ヤードは飛んでいます。

 

 

続いてG先輩。

さすが、安定感抜群の飛ばなくて曲がらないショット。フェアウェイど真ん中に215ヤードショット!

 

最後に企業対抗選手の座をK君と争うことになるS先輩。

右プッシュアウト。

『OBでーす。』

 

三者三様のティーオフ。

 

私も長いミドルホールに苦戦しながら、4打でグリーンに辿りつくと、K君が7メートルのパッティングラインを読んでいました。

カコン!

K君 『バーディーです。』

 

な、なんとこの長いミドルでおはようバーディ!!

セカンドショットは残り175ヤードを5番アイアンでグリーンを捉、小平プロのプレーオフでのウイニングパットを髣髴とさせる7メートルのパットを見事に決めてバーディ発進。

いつものラウンドだとトリプルボギースタートで早々に30台をあきらめてしまうところ、今日はなんと貯金ができました!!

 

ちなみに、430ヤードは物理的に2オンできないG先輩は3オン1パットのパー。

私は4オン2パットのダボ。

S先輩は6オン2パットの8。

 

 

スタートホールで明暗がくっきり分かれてしまいました!

ただしバーディ獲得数の多いK君ですが、今までバーディ獲った次のホールはたいていティーショットがOBなので気をつけないといけません。

次のホールのティーショット次第では波に乗れそうです。

 

大事なティーショット。安全にユーティリティで刻みます。

結果は、チョロ!!

でもこのホールはドライバー使用禁止の300ヤードの短いミドルだったので、セカンドはミドルアイアンで狙えます。

今日はなんだか流れが良いK君。連日早朝からマスターズを観戦していたイメージトレーニングの効果でしょうか?

 

 

その後も、狭いホールでも果敢にドライバーで攻めていくK君。

その攻撃的なゴルフはまさに小平プロのプレースタイルそのもの。

切れ味鋭いアイアンは小平プロと同じTUNE01CBアイアン

昨夏のボーナスを投入してゲットした相棒は、その金額に彼の奥様をドン引きさせましたが、ようやく馴染んできたようです。

 

堂々としたK君のプレーぶりに、気圧される先輩ふたり。

 

 

 

だが、G先輩も負けていません。

狭く短いミドルは彼の得意なホール。

 

315ヤードのミドルをドライバー、9番でベタピンにつけてバーディーを取り返します。

拍手を送るK君。

N 『ライバル相手にずいぶん余裕だな。』

K君 『Gさんは飛ばないから、フルバックからだとスコアは出ません。やっと90切るくらいでしょう。問題は企業対抗選手のライバルでもあるSさんですね。。。』

 

K君 『Sさん、、、、久しぶりにみたら、トップで結構シャフトがクロスしてますね。シャフトクロスすると、インパクトで手があがって球がつかまらないですよね~』

S先輩 『・・・。』

S先輩 『・・・。』

K君に魔法をかけられたS先輩の球は無情にも右の崖下へ。

 

K君 『あっ、どんまいでーす。』

 

K君が本気でS先輩を潰しに行きました。トップでのクラブの位置が気になりだすと3ヶ月はスイングが決まりませんので、来月の企業対抗選手選考会まで効果のある魔法をかけたのです。

 

人としてどうかと思いますが、ゴルフにおいては【競技中のアドバイスに係わるルール(ストロークの方法)】に抵触しますので試合中におこなったら2打罰です。注意しましょう。

 

そんなK君にも、徐々にスイング改造の副作用が表れはじめます。。。

低いトップを意識するあまり、強烈なインサイドアウト軌道になって大フックで左の山突入。

テークバックで上体が左に傾くクセが出て、左の林突入。

 

苦手なバンカーショットも、、、

出ません!

 

さらにはS先輩への卑怯な作戦のバチがあたったのか、ボールがことごとく悪いライに行きます。

 

苦しい状態でいかにスコアを作っていくか。この冬、取り組んできたことへの真価が問われます。

 

 

そうこうしているうちに18ホール終了!

ともにラウンドした仲間と健闘を称えあいます。

気になるスコアですが、

 

G先輩のスコア、44・44の88回。

G先輩 『いや~フルバックはきつかったです!RSドライバーに変えて飛距離が15ヤード伸びましたが、それでもグリーンが遠すぎました。』

 

S先輩のスコア、51・47の98回

S先輩 『また100近く打っちゃったよ!ちなみに俺のスイングってそんなにクロスしてる?』

 

 

そして気になるK君のスコアは、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

ドンッ!!

 

51・60のなんと111回!!!

 

見せ場はスタートホールのバーディだけでした。。。

K君 『スタートホールでは手ごたえがあったんですが、まだスイングが安定しなくて。。。実はS先輩以上にトップでのクラブの位置が気になって気になって、、、』

N 『あ、ちなみに俺101回ね。』

K君 『う、うう。。。(涙)』

 

大事な企業対抗選手選考会に向け、不安しかない状態のK君。

本当にこのスイングで行けるのか!?

次回、本番に向けた猛特訓の模様をレポートします。

 

 

つづく

 

 

【次回予告・決戦の日まであと一ヶ月!】

 

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