【第2部 Vol20】シーズンオフは、とにかく練習だ!その②

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皆さま、こんにちは。

プロギアで販売促進を担当しているNです。

 

PRGRの新しい直営レッスンスタジオ『PRGR GINZA EX』に通って本気で上達を目指すゴルファーを紹介する(ほぼ)リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記。第2部ではPRGRの若き3名の男性スタッフと1名の女性スタッフをモデルとしてとりあげ、上達への道のりをレポートしております。

冬は寒いのでなかなかゴルフから遠ざかってしまう方も多いのですが、冬の間にどれだけ練習を積むか。が春からのゴルフでの成功につながります。

 

長い冬眠に入っているこの男。F君もいつ訪れるとも知れない春に向け、引き続き熱心に練習を続けております。

レッスンするのは、F君の専属インストラクター。PRGRサイエンスフィットのボス、宮川部長です。

 

 

どうしようもない一時停止スイングからレッスンを開始して約3ヶ月。

毎週レッスンに通い、徐々にスイングも落ち着きを取り戻しております。

 

ただ、最近のラウンドでは年末のラウンドで104、年明けのラウンドで99と、スコアが崩れているというF君。

ラウンドではどんな状況なのでしょうか?

 

 

F君 『・・・。アイアンはうまく打てるようになってきました。ただ当たったらすごく飛んでグリーンオーバーします。あとショートアイアンがシャンクばっかり出てゴルフになりません。。。』

 

スイングは確実に良くなっているのにスコアには表れない。ここにゴルフの難しさがありますが、ショートアイアンのシャンクの原因を宮川部長に解析してもらいます。

※数発打っただけでF君の背中に汗が滲んでます

 

宮川部長 『インサイドアウト軌道が激しくなっているね。Fの最初の課題だった、”テークバックでフェースを閉じすぎる”というのはだいぶ改善できているけど、反面インサイドアウト軌道がきつくなってきている。これはスイングが良くなる過程での副作用なので、今回は次のステップ”軌道の修正”をやろう。』

※スイングマップでみるF君のスイングポジション。インサイドアウト軌道がマップを突き抜けています

 

F君のロボットのようなスイングの一番の原因だったテークバック。これが地道な練習で直ってきたようです。

フェースを閉じすぎてテークバックしていたのを、フェースを開きながらテークバックすることで、トップで詰まることなく今までよりややフラットでスムーズな回転ができるようになってきました。スイングがフラットになった分、インサイドアウト軌道がきつくなっているので、スイング改造の第2段階として、軌道の修正をおこないます。

 

 

宮川部長 『インパクトで左手の位置が高いと球筋が安定しないので、オンプレーンスイングを目指すためには、インパクトで左手の位置を低くしたい。ダウンスイングで手が体の近くを通るようにしたいけど、正しい体の動きをしないと手の通り道ができないので、これを練習しよう。』

※正しいスイング軌道(赤いライン)から、手の位置(青マル)、ヘッドの位置(黄マル)がズレてしまっています。これらがスイング軌道で一直線になると、オンプレーンスイングとなり球筋が安定します。

 

 

宮川部長 『手をなるべく体の近くに、低く下ろす。と言っても、意識してもなかなかできないので、体の動きで手を下ろす通り道を作ってあげないといけない。そのためには、正しい体の動き、腰の回転をマスターしよう。』

 

宮川部長 『ハーフウェンダウンの正しい体の動きを理解しよう。普通にまっすぐ立って、足はそのままで体を右に回す。これがトップの体の捻転。この姿勢から腰だけを正面に戻して、上体を前傾させれば、ハーフウェイダウンの体のポジション。どう?いつもと違うでしょ。』

F君 『・・・。重心が右にある感じです。』

 

宮川部長 『あとは、体の右側にできたそのスペースに手を下ろしてあげればいい。腰を回す、腰を切るって表現をよくするけど、それを意識するとかえって腰が浮いてしまい、手も浮いてしまいがち。ダウンスイングの際、ちょっとおなかを引っ込めるくらいのイメージで腰は回るから。』

 

宮川部長 『練習しているうちに、自分なりの感覚で腰を回す動きは身についてくるよ。まずはおなかを引っ込めるイメージで練習してみて。』

F君は、どうもレッスンで得たものを大袈裟に再現したがるクセがあるのですが、ほんのちょっとの動きと意識を変えるだけで驚くほどスイングは変わってきます。

大袈裟すぎる動きは見た目には面白いのですが、F君の場合はクセが強すぎるのでやや控え目にやったほうが良いみたいです。

 

※ダウンスイングの体の動きを体に覚えこますF君。宮川部長とスイングを作り上げていきます

 

宮川部長 『最初の一ヶ月は球が右にいくかもしれないけど、とにかく練習して体に覚えこまそう。第一段階でテークバックを修正して、今回第二段階では体の動きを修正した。これをマスターできれば次はいよいよ腕の動き。徐々にレベルアップしていこう。』

 

宮川部長 『あと、こんな練習器具もあるよ。オンプレーンスイングを体感できる器具なので、練習時に素振りしておくといいよ。』

宮川部長 『フレループっていう練習器具なんだけど、素振りするとオンプレーンスイングが体感できるので、シャフトが寝たり、インパクトで手元が浮く人にはおすすめなんだ。』

 

PRGRサイエンス・フィットにはさまざまな練習器具が設置されていますが、新しい練習器具の導入で受講者も練習がマンネリ化せず、楽しくレベルアップすることができるのです。

※F君もさっそく体感。オンプレーンから外れるスイングだと、スムーズに振れません。

 

 

約1時間のレッスンと練習でだいぶ体の動きもスムーズになってきました。

この冬に、しっかり自分のスイングを見つめ直し、かたくこびりついた自らのクセを必死に落とすF君。

春には生まれ変わったF君が見れそうです。

春に訪れるであろう、F君の進化にどうぞご期待ください!

 

 

 

つづく

 

 

 

【次回予告・シーズンオフは、とにかく練習だ!その③】

 

 

 

 

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