【第2部Vol.9】レディスゴルファーを徹底解析。飛距離アップレッスン!

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皆さま、こんにちは。

プロギアで販売促進を担当しているNです。

 

PRGRの新しい直営レッスンスタジオ『PRGR GINZA EX』に通って上達を目指すゴルファーを紹介するリアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記。第2部ではPRGRの若き3名のスタッフをモデルとしてとりあげ、上達への道のりをレポートしていきます。

 

が、男3人のレッスンの模様を続けていると、華が無いというか、絵面が悪いというか、テンションがあがらないというか、、、

 

 

とにかく熱心に練習を続けている彼らには悪いけど今回はお休みいただき、女性ゴルファーにフォーカスをあてPRGR GINZA EXでの解析・レッスンを紹介したいと思います。

 

プロ、トップアマ、エリートジュニアなど、上級者が数多く訪れるPRGR GINZA EXですが、上級者専用というわけでなく、より多くの悩めるゴルファーにゴルフ上達のきっかけを与える施設ですので、女性ゴルファーの来店も意外と多いのです。

 

モデルとなってくれる女性ゴルファーを捜索

 

今回は女性ゴルファーレッスンをおこなうと決めたものの、私モデルとなってくれる女性ゴルファーのコネクションをまったく持ち合わせていません。

まずはPRGR GINZA EXに出動し、京村店長に心当たりがないか相談したいと思います。

 

 

■東京・銀座

 

 

ピンポーン

 

 

『あ、お疲れ様でーす。(ニッコリ)』

 

 

お!さっそく女性を発見しました。PRGR GINZA EXのスタッフのSさんです。

すかさずゴルフ経験について質問してみました。

 

N 『Sさん、お疲れ様です。ところでSさんってゴルフするんですか?』

 

Sさん 『はい!ゴルフ大好きです。ゴルフが好きだから、ゴルフにかかわる仕事がしたいな、と思ってPRGRの直営店で働きはじめました。』

Sさん 『ちなみにゴルフ歴は2年半で、レディスティからのベストスコアは85です。いまはレギュラーティ(白ティ)から100を切るのが目標で、頑張って練習しています!』

 

 

なんと!思っていた女性ゴルファー像の斜め上を突き抜けていますが、思わぬところにレッスンモデル候補がいました。

さっそく主旨説明のうえレッスンモデルとしての出演交渉をおこないます。

以前サイエンスフィット日記で掲載したK君宅への自宅突撃レポートが脳裏に焼きついているようでなかなかOKをいただけませんでしたが、『自宅から半径500m以内への立ち入り禁止』というストーカー規正法のような約束をし、遂にサイエンスフィット日記への登場を了承いただきました。

 

※PRGR GINZA  EXスタッフのSさん。背が高く、笑顔の素敵なスポーツウーマンという感じの人です。

 

インタビューの結果、ゴルフはよく行くけど練習場に行くことはほとんどなく、主にGINZA EXで空き時間に練習させてもらっているとのこと。学生時代はバスケットボールをやっていたので、運動神経は良さそうです。

得意クラブは6番アイアン(シブい!)で、ダフったり安定しないのでフェアウェイウッドが苦手。今のゴルフの目標は”ドライバーをもっと飛ばしたい” ”レギュラーティでスコア100を切りたい”とのことです。

 

スイング測定・解析

 

 

本日の解析、レッスン担当は、ご存知PRGR GINZA EXの京村店長。

いつもK君やU君に熱血レッスンをおこなっていますが、今日はずいぶん穏やかな表情です。

 

まずはPRGR GINZA EXの誇る最新測定機器で、Sさんのスイングを測定します。

 

スイング動作解析のため体の各所にセンサーを取り付けます。が、、、さすが店舗スタッフのSさん。自分でサクサク取り付けて行きます。私の出番か!?と思いきや、まったくお呼びでないようです。

 

センサーとデバイスのキャリブレーション(調整)をおこない、いよいよ測定します。

 

 

おおー!

さらに想像を上回る、きれいでパワフルなスイング。明らかにK君、F君よりいいスイングしてる。どういうこと!?

 

Sさん 『PRGR GINZA EXで働きはじめて、お客様がレッスンを受けているのを見たり、空き時間に打ったりしてたらゴルフが上手くなってきたような気がします。』

 

PRGR GINZA EXで働くとこんな驚くべき効果があるようです。

続いてはSさんのスイングの測定結果を確認しましょう。

 

■ヘッド挙動

※インサイドアウト・アッパー軌道の飛距離の出せるヘッド軌道です。

 

■スイングマップ

※女子プロゾーン2に位置しています。

 

■弾道シミュレーション

※ヘッドスピードは33~34m/s。一般的な女性のヘッドスピードより速い!

 

■シャフト挙動

※スイングタイプはボディーターンタイプ

 

■動作解析

※Sさんのスイングが3次元で再現され、体の動きが数値で表示されます。

 

それぞれの項目をゴルフにあまり詳しくない女性のかたでもわかりやすい言葉で説明します。理解、納得いただかないと、レッスンの効果も半減するし、なにより練習がつまらなくなります。

 

で、測定結果と京村店長の解析がレーダーチャートにまとめられました。

 

 

京村店長 『Sさんのヘッドの動きは素晴らしいね。ちょっとインパクトでフェースが開いているのを除けば、問題ない。シャフトの動きは、ダウンスイングでクラブをタメて打つ動きができていないのがマイナスポイント。逆に言えば、この動きができればもっと飛距離が伸びるよ!最後に、体の動きでインパクトで体が左に流れてしまっている。インパクトでの胸の開き、軸の回転を修正すればドライバーも安定してくるよ。今日はここを中心にレッスンしよう!』

 

■インパクト画像

たしかにインパクト(左画面)で、アドレス時より頭が左に動いています。

これがダウンスイングでタメが作れていない。インパクトで胸が開いている原因のひとつようです。

 

女性のための飛距離アップレッスン

 

①インパクトで頭を残す

インパクトで頭と体が左に流れるクセを改善するレッスン。練習器具のクッションをアイアンでしっかり叩くことでインパクトで頭が残り、パワーをしっかりボールに伝えることができます。躊躇なくバシバシ叩くSさんに白ティ女子の芯の強さを感じます。ドMのK君がこの場にいたら、ゾクゾクが止まらなかったことでしょう。

 

 

 

②軸の回転をスムーズにおこなう

テークバックでボールを見すぎることにより軸がうまく回転できず、インパクトで体が左に流れていたSさん。即効レッスンとして、バックスイングで後方(私)を見ながらスイングしてみます。

 

全然当たりません。ヘッドスピードも10m/s落ちてます。

 

Sさん 『無理です。Nさんが変顔して笑わせにかかるので、打てません。ちょっと席外していただけませんか?』

N 『・・・(汗)。』

 

 

 

 

まさかの途中取材NGとなりましたが、このふたつのレッスンを受け、練習した結果がこちら

レッスン前(右画面)に比べ、レッスン後(左画面)はしっかり頭が残っていて、腕も振り遅れていません。

 

練習の成果を見るため、最後にドライバーの弾道を測定し確認します。

目指せ200ヤード越え!

凄い!見事に200ヤード超えてます。恐るべし、Sさんのポテンシャル。

 

 

N 『どうでした?今日のレッスンは。』

 

Sさん 『普段横で聞いているのと、自分で体感するのでは全然違いますね!自分の練習課題がわかったので、これからも空いた時間にちょくちょく練習させていただいて、ドライバー飛距離220ヤードレギュラーティからの100切りを目標に頑張りたいです!』

 

・・・ドライバーが220ヤード飛んで、レギュラーティからスコア100切ったら、一緒にラウンドする男性はかなり焦るでしょうね。

K君との直接対決を見てみたい気がします。

 

 

最後に、上司と部下で恒例の決めポーズ。

(おいおい、京ちゃん。ずいぶん楽しそうじゃねぇか。)

 

K君、F君、U君に加え、Sさんのレッスン、上達もこれから追っていきたいと思います。

彼らの活躍にますますご期待ください!

 

 

つづく

 

 

【次回予告:それぞれの課題と練習。それぞれの目標を追ってみた】

   

 

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